梅雨明けが待ちきれず、海の日の連休に、南アルプス最南端の大無間山(2329m)にでかけた。
日本300名山をめざす相棒といっしょに・・
大無間・・・この名前から、以前から気になっていた。
しかし、コースタイムで13時間、中高年には1~2割増として15~17時間?
だからテント泊になり、しかも途中に水場が全くない!
そんな条件から、数年越しにやっと実現した山行だ。
ところが相棒は、荷を軽くするために、日帰りをするという・・・
さてどうなるやら??と思いつつ、前夜、大井川沿いに上り、
田代の井川オートキャンプ場の駐車場で車中泊。
翌日、朝5時前に諏訪神社横から登山道に入っていきます。
実は、この入り口が分からず、30~40分ロスをした。
針葉樹林帯から広葉樹林帯へ・・・ひたすら登っていきます。
ちょっとした平地(1796mのピーク?)にたどり着いた。
ここまで、4時間もかかってしまった。
すぐ近くに、小無間山の避難小屋があった。
この小屋は、このビッグな山をめざす人にとって心強いだろう。
中にはいると、利用者が置いていったと思われる、ペットボトルに入った水があった。
外には、雨水がたまった容器があった。
いずれも、非常時に備えてのことだ。
小屋から、P3、P2、P1の3つのピークを越える。
それも、アップダウンの差がひどい!
最後のP1への登りは、急勾配!
しかも、大きくガレた斜面ぎりぎりのところを登っていく。
大無間山で一番緊張するところだろう。
やっと小無間山に着いた。
時間は12時半、出発から7時間以上経過している。
ここで遅い昼飯にした。
ここからも長い。
中無間山から南西に引き返すような形で大無間山をめざします。
途中、だだっ広い尾根では、道を失いそうになる。
午後3時、出発から10時間でやっと大無間山に到着!
うーん、今日中に下山することは、この時点で諦めました。
大無間山から引き返すとき、樹間から南アルプスの峰が見えた。
池口岳?、赤石岳方面?、笊ケ岳?・・・がスって、わからない。
小無間山をしばらく下ったところで、暗くなる前にと、ビバーグの準備。
30年以上の山行の中で、岩小屋、雪洞で寝たことはあるが、本格的なビバーグ(笑)は初めて・・・
残った食料で空腹を満たし、防寒用に雨具をつけ、シュラフカバーに潜り込み、
最後にツェルトをかぶり、ザックを抱いて寝た。
相棒は、緊急時用のシートを足に巻いたが、これも効果があったようだ。
さいわい、この日に梅雨が明けたようで、夜中に雨に遭うことはなかった。
翌朝、日ざしと鳥の声で目を覚ますと、真南に富士山がくっきり見えた。
軽い食事の後に、5時、ビバーグ地点を出発
昨日通ったガレ場を無事すぎ、P1、P2、P3と抜けて、登山口へ降りた。
途中、大無間山が西に見えた。遠いなー・・・
10時半、諏訪神社横に無事下山。
昨日から合算すると、やはり17~18時間かかっている。
勢いよく流れ出る清水の美味しかったこと・・・
Photo:頂上に咲いていたドウダンツツジ
そのあと、大井川沿いに下り、島田の川根温泉で汗を流し、
豚のショウガ焼き定食で腹を満たし、新東名を大阪へと走った。
「もう、大無間に来ることはないね」「そやね・・」
そう言いながらも、長年気になっていた大無間山を果たした充実感がありました。
僕たちの夏山プレ登山が終わりました。
Photo:頂上付近に残っていたコイワカガミ
日本300名山をめざす相棒といっしょに・・
大無間・・・この名前から、以前から気になっていた。
しかし、コースタイムで13時間、中高年には1~2割増として15~17時間?
だからテント泊になり、しかも途中に水場が全くない!
そんな条件から、数年越しにやっと実現した山行だ。
ところが相棒は、荷を軽くするために、日帰りをするという・・・
さてどうなるやら??と思いつつ、前夜、大井川沿いに上り、
田代の井川オートキャンプ場の駐車場で車中泊。
翌日、朝5時前に諏訪神社横から登山道に入っていきます。
実は、この入り口が分からず、30~40分ロスをした。
針葉樹林帯から広葉樹林帯へ・・・ひたすら登っていきます。
ちょっとした平地(1796mのピーク?)にたどり着いた。
ここまで、4時間もかかってしまった。
すぐ近くに、小無間山の避難小屋があった。
この小屋は、このビッグな山をめざす人にとって心強いだろう。
中にはいると、利用者が置いていったと思われる、ペットボトルに入った水があった。
外には、雨水がたまった容器があった。
いずれも、非常時に備えてのことだ。
小屋から、P3、P2、P1の3つのピークを越える。
それも、アップダウンの差がひどい!
最後のP1への登りは、急勾配!
しかも、大きくガレた斜面ぎりぎりのところを登っていく。
大無間山で一番緊張するところだろう。
やっと小無間山に着いた。
時間は12時半、出発から7時間以上経過している。
ここで遅い昼飯にした。
ここからも長い。
中無間山から南西に引き返すような形で大無間山をめざします。
途中、だだっ広い尾根では、道を失いそうになる。
午後3時、出発から10時間でやっと大無間山に到着!
うーん、今日中に下山することは、この時点で諦めました。
大無間山から引き返すとき、樹間から南アルプスの峰が見えた。
池口岳?、赤石岳方面?、笊ケ岳?・・・がスって、わからない。
小無間山をしばらく下ったところで、暗くなる前にと、ビバーグの準備。
30年以上の山行の中で、岩小屋、雪洞で寝たことはあるが、本格的なビバーグ(笑)は初めて・・・
残った食料で空腹を満たし、防寒用に雨具をつけ、シュラフカバーに潜り込み、
最後にツェルトをかぶり、ザックを抱いて寝た。
相棒は、緊急時用のシートを足に巻いたが、これも効果があったようだ。
さいわい、この日に梅雨が明けたようで、夜中に雨に遭うことはなかった。
翌朝、日ざしと鳥の声で目を覚ますと、真南に富士山がくっきり見えた。
軽い食事の後に、5時、ビバーグ地点を出発
昨日通ったガレ場を無事すぎ、P1、P2、P3と抜けて、登山口へ降りた。
途中、大無間山が西に見えた。遠いなー・・・
10時半、諏訪神社横に無事下山。
昨日から合算すると、やはり17~18時間かかっている。
勢いよく流れ出る清水の美味しかったこと・・・
Photo:頂上に咲いていたドウダンツツジ
そのあと、大井川沿いに下り、島田の川根温泉で汗を流し、
豚のショウガ焼き定食で腹を満たし、新東名を大阪へと走った。
「もう、大無間に来ることはないね」「そやね・・」
そう言いながらも、長年気になっていた大無間山を果たした充実感がありました。
僕たちの夏山プレ登山が終わりました。
Photo:頂上付近に残っていたコイワカガミ
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2012.07.24 / Top↑
クレソン坊や
こんにちは。
大無間山、確かに南アルプスの先端にありました。小生など最初から行けると思わなかったので気にも留めませんでした。
やはりすごい山なんですね。
このあたりなら最近増殖中の山ガールやオバサンの団体がまだ踏み入れていないような気がします(笑)。
いかがですか?
大無間山、確かに南アルプスの先端にありました。小生など最初から行けると思わなかったので気にも留めませんでした。
やはりすごい山なんですね。
このあたりなら最近増殖中の山ガールやオバサンの団体がまだ踏み入れていないような気がします(笑)。
いかがですか?
2012/08/05 Sun 15:01 URL [ Edit ]
不良中年
はい、多分200~300名山をめざす人か、よほどの変わり者しか登らないでしょう。
この日は、小無間岳のピークで、ヘンコな感じの若者一人に会っただけでした。
この日は、小無間岳のピークで、ヘンコな感じの若者一人に会っただけでした。
2012/08/07 Tue 00:22 URL [ Edit ]
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