ゴールデンウィークの後半、四国愛媛県にある法皇山脈(赤石山脈:二ツ岳〜エビラ山(1677m)〜
黒岳〜権現山〜東赤石山(1706m)〜八巻山〜物住頭〜西赤石山(1640m))を縦走した。
東赤石山~西赤石山は、7年前に登っているが、この間を含む縦走は初めて。
2日目にお世話になった赤石山荘の主人によると、法皇山脈は「四国屈指の縦走路」とのこと。
ここを縦走するグループは、年間10程度と言うから、うなづける。
メンバーは、山の相棒に加え、相棒が所属するT山岳会の3名を合わせた5名。

5月2日の午後、車2台で大阪を出発、淡路島を抜け、徳島自動車道、松山自動車道を通って、
下山口の日浦登山口へ1台をデポ。その後、肉淵から肉淵林道登山口へ。
この日は、テント2つに分かれて宿泊。
5月3日、6時に登山口を出発。まず峨蔵峠をめざします。

今が盛りのツツジは、最初はミツバツツジ、途中からアケボノツツジへと変わります。
写真:右ミツバツツジ、左アケボノツツジ

ガイドブックには、峨蔵峠まで1時間20分とある。
しかし、ツツジの写真を撮るなど道草が多かったため、2時間もかかった。

峨蔵峠からは尾根道を進みます。
最初の二ツ岳が見えてきました。
斜面がツツジでピンクに染まっています。

二ツ岳の頂上で、お世話になったみなさんをパチリ!

岩峰の向こうに台形状のエビラ山、その右にとがった黒岳、左遠方に東赤石山~八巻山・・・
二ツ岳から延々と続く縦走路が見えます。
本当にあそこまで行くの? いや、行けるのでしょうか?

エビラ山、黒岳を越えたあたりから、振り返ってパチリ!
このあたりは、岩場を巻くために、いったん下がって登り返し・・
胸あたりまである笹をかき分け、道を探しながらの歩行・・
かなりハードな尾根歩きが続きます。

権現山を越えたあたりから見た、峠(権現越)と東赤石山〜八巻山〜物住頭〜西赤石山の稜線です。
東赤石山のピークを踏んだあと小屋に入る予定だったけど、
権現越ですでに4時を回っていたので、トラバースルートを通って、明るいうちに赤石山荘に入った。

黒岳〜権現山〜東赤石山(1706m)〜八巻山〜物住頭〜西赤石山(1640m))を縦走した。
東赤石山~西赤石山は、7年前に登っているが、この間を含む縦走は初めて。
2日目にお世話になった赤石山荘の主人によると、法皇山脈は「四国屈指の縦走路」とのこと。
ここを縦走するグループは、年間10程度と言うから、うなづける。
メンバーは、山の相棒に加え、相棒が所属するT山岳会の3名を合わせた5名。

5月2日の午後、車2台で大阪を出発、淡路島を抜け、徳島自動車道、松山自動車道を通って、
下山口の日浦登山口へ1台をデポ。その後、肉淵から肉淵林道登山口へ。
この日は、テント2つに分かれて宿泊。
5月3日、6時に登山口を出発。まず峨蔵峠をめざします。

今が盛りのツツジは、最初はミツバツツジ、途中からアケボノツツジへと変わります。
写真:右ミツバツツジ、左アケボノツツジ

ガイドブックには、峨蔵峠まで1時間20分とある。
しかし、ツツジの写真を撮るなど道草が多かったため、2時間もかかった。

峨蔵峠からは尾根道を進みます。
最初の二ツ岳が見えてきました。
斜面がツツジでピンクに染まっています。

二ツ岳の頂上で、お世話になったみなさんをパチリ!

岩峰の向こうに台形状のエビラ山、その右にとがった黒岳、左遠方に東赤石山~八巻山・・・
二ツ岳から延々と続く縦走路が見えます。
本当にあそこまで行くの? いや、行けるのでしょうか?

エビラ山、黒岳を越えたあたりから、振り返ってパチリ!
このあたりは、岩場を巻くために、いったん下がって登り返し・・
胸あたりまである笹をかき分け、道を探しながらの歩行・・
かなりハードな尾根歩きが続きます。

権現山を越えたあたりから見た、峠(権現越)と東赤石山〜八巻山〜物住頭〜西赤石山の稜線です。
東赤石山のピークを踏んだあと小屋に入る予定だったけど、
権現越ですでに4時を回っていたので、トラバースルートを通って、明るいうちに赤石山荘に入った。

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2014.05.06 / Top↑
5月4日、快晴の空のもと、6時過ぎに山荘を出発。
トラバースルートを引き返し、昨日残した東赤石山をめざします。
約30分で東赤石山に到着ののち、記念撮影。
ナイスガイのIさんの写真をお借りします。

頂上から、瀬戸内海と島々、街が見えます。
これが、海から一気に立ち上がっている四国の山の特徴です。

西には、遠くに石鎚山、その手前に小さく瓶ケ森、大きく笹ヶ峰が見えます。

岩山の八巻山から振り返った、東赤石山と昨日縦走した尾根筋が見えます。

八巻山からは、ちょっとしたクライミング気分に浸れる、軽快な岩場歩きが楽しめます。

昨日お世話になった赤石山荘が見えます。
まわりは、常緑樹の間に、芽吹き始めた灌木が淡い黄緑色です。

八巻山からの岩場は、こんな感じです。

11時半頃に西赤石山に到着。
ここに来ると、アケボノツツジ目当てのハイカーが急に増えます。
しかし、頂上付近には、ツツジはまったく見られません。
鞍部の銅山越に向けてしばらく下ったあたりから、
北の斜面に見事なアケボノツツジの群落が見えます。

クロモジと桜の花
遠くの山の谷筋には、残雪・・・

銅山越からは、旧別子銅山跡を見ながら、日浦をめざして下ります。
丁寧に積まれた石垣から、山中に学校、郵便局などもある街が形成されていたことが分かります。

15時に日浦に無事下山。
デポしていた車に乗って登山口に出かけ、車を回収して帰ってきた2人を迎え、
そのあと別子銅山に関する資料館があるマイントピア別子の温泉で汗を流した。
そのあと大阪へ車を走らせたが、淡路島の通過に4時間を要するという猛烈な渋滞に巻き込まれ、
自宅には、なななんと、夜中の2時半に到着。
しかし、1日目の厳しい藪漕ぎの尾根歩き、2日目の快適な岩場歩き・・・
T山岳会のみなさんの仲間に入れていただいての、印象深い山行になった。
ありがとうございました。
トラバースルートを引き返し、昨日残した東赤石山をめざします。
約30分で東赤石山に到着ののち、記念撮影。
ナイスガイのIさんの写真をお借りします。

頂上から、瀬戸内海と島々、街が見えます。
これが、海から一気に立ち上がっている四国の山の特徴です。

西には、遠くに石鎚山、その手前に小さく瓶ケ森、大きく笹ヶ峰が見えます。

岩山の八巻山から振り返った、東赤石山と昨日縦走した尾根筋が見えます。

八巻山からは、ちょっとしたクライミング気分に浸れる、軽快な岩場歩きが楽しめます。

昨日お世話になった赤石山荘が見えます。
まわりは、常緑樹の間に、芽吹き始めた灌木が淡い黄緑色です。

八巻山からの岩場は、こんな感じです。

11時半頃に西赤石山に到着。
ここに来ると、アケボノツツジ目当てのハイカーが急に増えます。
しかし、頂上付近には、ツツジはまったく見られません。
鞍部の銅山越に向けてしばらく下ったあたりから、
北の斜面に見事なアケボノツツジの群落が見えます。

クロモジと桜の花
遠くの山の谷筋には、残雪・・・

銅山越からは、旧別子銅山跡を見ながら、日浦をめざして下ります。
丁寧に積まれた石垣から、山中に学校、郵便局などもある街が形成されていたことが分かります。

15時に日浦に無事下山。
デポしていた車に乗って登山口に出かけ、車を回収して帰ってきた2人を迎え、
そのあと別子銅山に関する資料館があるマイントピア別子の温泉で汗を流した。
そのあと大阪へ車を走らせたが、淡路島の通過に4時間を要するという猛烈な渋滞に巻き込まれ、
自宅には、なななんと、夜中の2時半に到着。
しかし、1日目の厳しい藪漕ぎの尾根歩き、2日目の快適な岩場歩き・・・
T山岳会のみなさんの仲間に入れていただいての、印象深い山行になった。
ありがとうございました。
2014.05.05 / Top↑
3月9日(日)、兵庫・岡山県境の後山(1345m)周辺の山に遊んだ。
今回の山行は、相棒が属するT山岳会の例会に参加させていただく形・・・
だからメンバーは、僕を入れて8人。
コースは、宍粟(しそう)市千種(ちぐさ)の鍋ケ谷渓谷に入り、
駒の尾登山口~駒の尾山~船木山~後山~戸井の元へと下山する予定だった。
大阪出発が7時過ぎとなり、駒の尾登山口出発は、10時になってしまった。
しかも登山口には、2~3月に降った雪が大量に残り、トレースがまったくない!
この時点で、今回の山行の実施がかなり困難なことが予感できた。

それでも8人で、ラッセルをしながら、どんどん登っていきます。

登り始めてから30分とたたないうちに、
峠に至る夏道から外れたコースを登っていることが分かった。
しかし、峠に近い尾根にたどり着けば、あとはルンルンの尾根コース
そう思いながら登り続け、12時頃に1207mのピークに到着。
手前から船木山、その向こうに主峰・後山が見えます。
しかし、後山は、あまりにも遠い・・・
この時点で、今回の縦走コースはおろか、
手前の駒の尾山に到達するのもほぼ無理だと分かった。

それでも、駒の尾山方面へピストンしてこようと、
斜面を下ろうとするが、崖状の地形のために、降りられない。
※右を巻くルートがあったことがあとで分かったが・・
それで、駒の尾山方面へ行くのは諦め、
反対のダルガ峰(1163m)をピストンすることにした。
食事の後に、ダルガ峰へ
標識を掘り出すと、ダルガ峰(なる)と読ませることが分かった。

西には、僕の郷里・美作の山、那岐山が見える。
僕は、この山を南から、毎日のように眺めながら育った。
那岐山が白いから、ああ雪が降ったんだ、今日は寒いぞ・・のように

1207mのピークに戻り、そそまま朝つけたトレースを頼りに下山
千種の里に下ると、雪に覆われた小川も、なんとなく春の日ざし・・・

車での下山時に、江戸時代に栄えたという、
しっかりした石垣でできた天児屋(てんごや)鉄山跡を見学
そのあと、2台に分乗して、大阪をめざした。

後山は、遙かに遠かった。
しかし、中高年8人が、楽しく雪山に遊ぶことができた。
それで十分・・楽しい一日でした。
今回の山行は、相棒が属するT山岳会の例会に参加させていただく形・・・
だからメンバーは、僕を入れて8人。
コースは、宍粟(しそう)市千種(ちぐさ)の鍋ケ谷渓谷に入り、
駒の尾登山口~駒の尾山~船木山~後山~戸井の元へと下山する予定だった。
大阪出発が7時過ぎとなり、駒の尾登山口出発は、10時になってしまった。
しかも登山口には、2~3月に降った雪が大量に残り、トレースがまったくない!
この時点で、今回の山行の実施がかなり困難なことが予感できた。

それでも8人で、ラッセルをしながら、どんどん登っていきます。

登り始めてから30分とたたないうちに、
峠に至る夏道から外れたコースを登っていることが分かった。
しかし、峠に近い尾根にたどり着けば、あとはルンルンの尾根コース
そう思いながら登り続け、12時頃に1207mのピークに到着。
手前から船木山、その向こうに主峰・後山が見えます。
しかし、後山は、あまりにも遠い・・・
この時点で、今回の縦走コースはおろか、
手前の駒の尾山に到達するのもほぼ無理だと分かった。

それでも、駒の尾山方面へピストンしてこようと、
斜面を下ろうとするが、崖状の地形のために、降りられない。
※右を巻くルートがあったことがあとで分かったが・・
それで、駒の尾山方面へ行くのは諦め、
反対のダルガ峰(1163m)をピストンすることにした。
食事の後に、ダルガ峰へ
標識を掘り出すと、ダルガ峰(なる)と読ませることが分かった。

西には、僕の郷里・美作の山、那岐山が見える。
僕は、この山を南から、毎日のように眺めながら育った。
那岐山が白いから、ああ雪が降ったんだ、今日は寒いぞ・・のように

1207mのピークに戻り、そそまま朝つけたトレースを頼りに下山
千種の里に下ると、雪に覆われた小川も、なんとなく春の日ざし・・・

車での下山時に、江戸時代に栄えたという、
しっかりした石垣でできた天児屋(てんごや)鉄山跡を見学
そのあと、2台に分乗して、大阪をめざした。

後山は、遙かに遠かった。
しかし、中高年8人が、楽しく雪山に遊ぶことができた。
それで十分・・楽しい一日でした。
2014.03.11 / Top↑
11時過ぎ
昨晩泊まった”いやしの温泉郷”をめざして下山
コメツツジの群落を過ぎると、
ダケカンバなどの灌木の林に入る。

檜の木立を抜けると、雑木林に・・・
陽の光を浴びて、春の草花が芽を出している。

ところどころ、
山シャクヤクがつぼみを膨らませている。

温泉郷に近づくと、モノレールに出くわした。
温泉郷から約1時間で三嶺の山腹を往復する。
設置にあたって、賛否両論があったようだ。
親子やカップルが楽しそうに乗っているし、いいじゃない
と思ったけど、樹木がかなり伐採されているなー・・・。

相棒を待ちながら、わらび、ぜんまいを採っていたら、
”おーい、おそいぞー”の電話・・・あれれ、まずい!
1時半、菅生の温泉郷へ下山
天保年間に建てられた民家(重文)は、意外にもシンプル!
2日間遊ばせてもらった四国の山に感謝し、
林道経由で貞光・美馬へ・・・
淡路島を経由して、やや混雑ぎみの道を大阪へ・・・
山三昧のゴールデンウィークが終わりました。
070504

昨晩泊まった”いやしの温泉郷”をめざして下山
コメツツジの群落を過ぎると、
ダケカンバなどの灌木の林に入る。

檜の木立を抜けると、雑木林に・・・
陽の光を浴びて、春の草花が芽を出している。

ところどころ、
山シャクヤクがつぼみを膨らませている。

温泉郷に近づくと、モノレールに出くわした。
温泉郷から約1時間で三嶺の山腹を往復する。
設置にあたって、賛否両論があったようだ。
親子やカップルが楽しそうに乗っているし、いいじゃない
と思ったけど、樹木がかなり伐採されているなー・・・。

相棒を待ちながら、わらび、ぜんまいを採っていたら、
”おーい、おそいぞー”の電話・・・あれれ、まずい!
1時半、菅生の温泉郷へ下山
天保年間に建てられた民家(重文)は、意外にもシンプル!
2日間遊ばせてもらった四国の山に感謝し、
林道経由で貞光・美馬へ・・・
淡路島を経由して、やや混雑ぎみの道を大阪へ・・・
山三昧のゴールデンウィークが終わりました。
070504

2007.05.08 / Top↑
コメツツジの群落越しに見た、三嶺のピーク
何人かが頂上に立っている。
東の剣山からの縦走組や名頃からの登山者か??

10時半、登山開始から4時間で三嶺到着!
ふり返ると、笹原の柔らかな尾根が見渡せる。
遠くに天狗岩の尖峰・・・あそこから歩いてきたんだ。

東には、剣山(1955m)と次郎笈(じろぎゅう)
次は、剣からの長い縦走をしてみたい!

まわりの景色を楽しみながら、ちょっと早い昼食
コンビニで買ったにぎり(シャケ、高菜)が旨い!
コップに入ったコロッケは、昨晩の弁当の残り(笑)

頂上の直下には、小さな池と三嶺小屋
まわりには、コメツツジの群落・・・いい景色です。

何人かが頂上に立っている。
東の剣山からの縦走組や名頃からの登山者か??

10時半、登山開始から4時間で三嶺到着!
ふり返ると、笹原の柔らかな尾根が見渡せる。
遠くに天狗岩の尖峰・・・あそこから歩いてきたんだ。

東には、剣山(1955m)と次郎笈(じろぎゅう)
次は、剣からの長い縦走をしてみたい!

まわりの景色を楽しみながら、ちょっと早い昼食
コンビニで買ったにぎり(シャケ、高菜)が旨い!
コップに入ったコロッケは、昨晩の弁当の残り(笑)

頂上の直下には、小さな池と三嶺小屋
まわりには、コメツツジの群落・・・いい景色です。

2007.05.08 / Top↑