fc2ブログ
もう2ヶ月も前になる、相棒との東北~北関東の山旅を記録しておこう。

4月26日、大阪を出発。最初の山は、智恵子抄で有名な安達太良山(1700m)。
上河内SA?で仮眠し、27日に安達太良山麓のあだたら高原スキー場へ。

外は猛吹雪だったが、1時間もすると陽がさしだした。
「天気は回復するだろう・・」そう言いながら、10時、遅い出発をした。
休止中のロープウェイの係の人の「午後も吹雪くようですよ」を無視して・・

s-DSCN9711_20130623150331.jpg

11時半 五葉松平、11時50分 薬師岳
この季節には珍しい「48年ぶりの大雪」と後で聞いたが、昨晩降った雪が出てきた。

s-DSCN9721.jpg

だんだんと雪が降り出し、視界が悪くなってきた。
でも、ここまで来たのだから・・

s-DSCN9724_20130623150333.jpg

13時20分、標識と目印をたよりに、安達太良山の頂上になんとか到着・・

風速は20~30m、視界は5m、気温はマイナス10~20度 
写真を撮るのがやっと・・・

s-DSCN9733_20130623150334.jpg

それから、小屋に向けて、周遊コースを下るが、途中で目印を失う。
多分こちらだろうと、広い谷を下ると、絶壁に出てしまった。

それで引き返し、やっと目印を見つけ出し、もう安心と思いながら、林間へ下っていった。
すると、また目印を失い、元の目印へ戻り、また下り・・
どうしても次の目印が見つからない。この間、2時間ぐらいか・・・

「尾根伝いに下ろう!」
そう決断して、林間の木をつかんで確保しながら、急斜面を下った。
そして、30分ぐらいで、温泉で有名な「くろがね小屋」へたどり着いた。

小屋の人「よくピークを踏めましたね」
僕たち「ほとんど遭難に近かったです」

残念ながら、この間の写真は一枚もない。
撮ったとしても、真っ白だったと思うけど・・(笑)

s-s-IMG_0149.jpg

小屋で小休止した後、麓へ下った。
麓の岳温泉は、サクラが満開!
温泉で汗を流し、駅の近くの喫茶&スナックでけんちん汁蕎麦をいただいた。

こうして、僕の手術後の最初の山行は、惨憺たる結果に終わった。
ちなみに、4/26,27の悪天候での全国の山の遭難者(死者、不明)は16名。
山は低いからと言って、侮ってはいけない・・今回学んだことです。

2ヶ月たった今も、軽い凍傷を負った指先は、まだしびれている。

s-s-IMG_0151.jpg
2013.06.23 / Top↑
乳頭山から下山し、角館へ行き、武家屋敷の近くで昼飯を食べた。
そのあと、延々車を走らせ、山形県の鶴岡へ・・・
一度、是非訪ねてみたいと思っていた城下町だ。
土産用の”だだちゃ豆”がお目当ての相棒と別れ、街を急ぎ足で回ります。

まずは、城跡にたつ大宝館へ
大正期にたてられたバロック風の建物で、現在は人物資料館になっているようだ。
時間がないから、外から眺めて、パチリ・・・
そのあと、藩校だった致道館、近年たてられた美術館へ

大宝館(大正時代、バロック風、人物資料館)

致道博物館は、庄内藩主のお隠殿で、現在は民家・民具などの博物館になっている。
ここも中に入らず、記念の絵はがきを購入。

向かいにたつ、県立大学?もさらりと見学。
城跡南の道路と緑地に沿って、文化施設や学術施設がずらりと配置されている。
施設の数を見ただけでも、この街の文化度がわかる。

致道博物館(庄内藩主のお隠殿、民家・民具などの博物館)

そのあと、商店街へ・・・蔵を活用した”蔵座敷”では、御殿まりの展示が行われていた。
蔵の奥にたつ高齢者向けの共同住宅も見学させてもらった。

この間、約2時間・・・鶴岡の街の概略がわかった。今度は、ゆっくり訪ねよう。

蔵座敷の御殿まり展示

お土産に”だだちゃ豆煎餅”を買い求め、すべてのプログラムを終えた僕たちは、
日本海沿いに走り続け、新潟から高速道路に乗り、翌日の朝、大阪へ着いた。

東北の山を歩いた8日間・・・こんな贅沢な山行は、もう多分ないだろう。
日本海に沈む夕日を眺めながら、山といろんな人々に、”ありがとう”の気持ちだった。

日本海の夕日


2009.09.10 / Top↑
8日目、いよいよ最後の日だ。
秘湯で名高い乳頭温泉、黒湯の駐車場から沢へ降りていくと、山肌に煙が上がっている。
さすがに・・と思いながら、沢沿いに登っていきます。

黒湯付近

ブナ林を登り、草原に出て、分岐を登っていくと、約2時間で乳頭山(1478m)です。
あとで聞くと、頂上が乳房のように尖っているから乳頭山だとか。
よくも、ズバリといったものだと、感心する。
南を見ると、昨日、駆け足で登った秋田駒ヶ岳、その右に田沢湖が見えている。

頂上から秋田駒ヶ岳

北には、数日前に登った森吉山がすくっとそびえている。
秋田、青森、岩手、そして秋田へと、8日間もよく登ったものだ。

頂上から田沢湖

頂上から下ったところから、東側の絶壁越しに、昨日登った岩手山が見えた。

頂上から岩手山

分岐まで戻り、まっすぐ北へ下ると、高層湿原の田代岱へ出た。
しっかりしたつくりの避難小屋があり、周辺に高山植物がみられた。
その中に、吾亦紅(われもこう)らしい植物があった。
振り返ると、乳頭山が見えた。確かに・・・乳房だ(笑)。

乳頭山

孫湯温泉に下り、アルパこまくさで汗を流し、昼前に大阪への帰路についた。
途中、せっかくだから角館、鶴岡を回って帰ろう!
2009.09.10 / Top↑
秋田駒ヶ岳から下山し、温泉で汗を流したあと、田沢湖駅の近くへ食事に出かけた。
この日は、お盆の最終日・・・どうやら、生保内(おぼない)神社の夏祭りのようです。
太鼓と歌に合わせて、纏(まとい)に似た飾り物を威勢よく振り回す。
そして各家をまわり、お布施?を集めて回るようだ。

田沢湖駅前のまつり(生保内神社)

家の前に来ると、絣姿の乙女たちが扇を持って、歌に合わせて踊る。
「ははーん、これが美人の誉れ高い秋田おばこか・・・」と、見入ってしまった(笑)。

お布施?をいただくと、「○○さんの家から、3万円いただきました」と口上を述べる。
ずいぶん気っ風がいいなと思い、「このあたりでは、3万円も出すんですか?」と聞いたら、
「3万円は、3千円のことですよ」と、答えが返ってきた。
そそそ、そうだろう・・・・

秋田おばこ

お布施集め?の歌と踊りは、延々続いた。
僕たちは、歌を聴きながら、駅前の食堂に入って、しょっつる鍋を食べた。

山に登り、温泉に入り、祭りを見て、郷土料理をいただく・・・
これ以上の贅沢は、ありませんな(爆)。

しょっつる鍋
2009.09.08 / Top↑
7日目、昼すぎに岩手山から下山すると、そのまま秋田駒ヶ岳に向かった。
今回の山行の目的は、山をゆっくり楽しむより、山の数を稼ぐことにあるのです(笑)。

2時過ぎ、山麓の「アルパこまくさ」からバスに乗って、2時半に八合目に到着。
下りのバスの最終は、5時・・・ということは、2時間半しかない。
普段の1.5倍のスピードで、外周コースをどんどん登っていきます。

途中、下山する人から、「今からですか?」と何回も尋ねられた。
その言葉の裏には、「大丈夫ですか?」が隠されているのだが、
その度に、「ハイ・・」だけ答えて、ひたすら登っていきます。

1時間も登ると、阿弥陀池が見えてきた。
ここまで来れば、あとは駒ヶ岳をピストンするだけだ。

秋田駒ヶ岳阿弥陀池

途中、トリカブトが妖艶な姿を見せていた。

とりかぶと

阿弥陀池からの階段状の直登も、ぴょんぴょん跳ねるように登っていき、10分弱で到着した。
見おろすと、細長い阿弥陀池が見えた。

秋田駒ヶ岳頂上から

下りも急ぎ足・・・
登り開始から約2時間後に八合目に帰り、4時半のバスに乗って山麓にくださった。
そして、「アルパこまくさ」の温泉につかり、眼下の田沢湖の風景を楽しんだ。
たまには、こんな”せわしない山行”も・・・いいではないか(笑)。
2009.09.07 / Top↑