昨日、仕事で阪南市に行った。
阪南市は、隣の岬町の向こうは和歌山県という、大阪のほとんど南端のまち。
ちょっと早めに着いたのは、初めての街を見たかったから。

南海尾崎駅を西に行くと、ファサードにレリーフのある近代建築風の会館。
その横に、鳥居がでんと立った尾崎神社。対比が面白い。

尾崎神社

少し歩くと、幅5mほどの道の両側に古い町家が残るまちなみ。
旧街道?と喜んで近くの人に尋ねると紀州街道。
僕は旧街道と聞いただけで、「何百年も昔の人もここを歩いたんだ」と心が躍る。
海岸線に沿ってつくられたせいか、僕の旧街道の判断基準である“まがっている”に反して、ここの道は“まっすぐ”。

尾崎のまちなみ

もう少し行くと海。関空が見える。
その右に赤い灯台。尾崎港だ。
防波堤を越えて、テトラポッドを歩いていると、向こうにおじさん・おばさんが何かやっている。
ワカメ?と思って近づき、尋ねると潮干狩り。
「へー、大阪湾で潮干狩りですか」と、不良中年も潮干狩りに参加。
初めての人とすぐ仲良くなれるのは、やはり僕の特技のようだ。
昔、友人が「ホームで電車をまっている間に、隣の人と仲良くなれる人」、と僕をほめて(?)くれたことがある。

海

熊手がないので素手で掘っていると、小さなアサリが出てくる。
「北朝鮮なんかじゃない、本当に地のアサリですね」
「そう。みそ汁の具になるよ」。
「近くですか」
「泉南市。車で15分くらいかな」。

近所の中高年仲間のようだ。アサリ6つの収穫でタイムアップ。
帰ろうとすると、
「これも持って帰り」
とおばさんがアサリを15個ぐらいくださる。
「いいんですか。せっかく掘らはったのに」。
おまけにビニル袋に海水を入れて,
「こうしておいたら、帰るまでに砂を吐きよるわ」
「ありがとうございます」
泉南のおばさんの優しいこころにカンゲキ。

急いで尾崎駅に帰り、その後、高齢者住宅のヒアリング、岬町の住宅地の視察、そして難波、梅田、千里へ。
その間、僕は夜店ですくった金魚のように、ビニル袋をずっともっていた。
そのアサリたちは、明日のみそ汁に入れられる前に、台所でゆっくり大阪湾のヘドロを吐いているはず。

潮干狩り
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2005.02.24 / Top↑
Blogの講習会でMy Blogを立ち上げてからほぼ1ヶ月。
でもなかなか記事は書けない、というか書かない。
今の僕には忙しさは理由にならない。
実は自分でも分かっている。
「Blogは公開された日記」と自分なりに定義していたが、「Blogを書くってどういうこと?」という気持ちが心にあるからなのだ。

そう思っていると、○さんから、Blogに人の名前や写真、場所を掲載していいだろうか?というML。
「ほらほら、やっぱり・・」

僕も、Blogに個人の名前や写真を掲載して迷惑はかからないかと言う疑問があった。
たとえば僕のやっている山。
頂上での記念写真には自分や相棒の顔が写る。
僕はどうでもいいが、相棒の了解を得なくてはいけない。
もし得られないのなら、目隠しラインかモザイクが必要なのだ。

Blogは、不特定多数に読まれるという意味では、「雑誌への投稿」ではないかと思う。
より正確に表現すれば「自費(実はタダ)発行している雑誌への発行者自身の投稿」。
だから、記事の中に出てくる個人や組織のプライバシーへの配慮も必要だ。
投稿者の露出趣味が高じれば読まれないだろう。

ここまで書くと、たいがいの大阪人は「理屈はもういい。でBlog書くの?」と言うだろう。
僕はこのBlogで、「書くよ」と答えている。
何のために?
 1 書くことを通じて認知症の進行を予防するために
 2 日々の感動を確認することによって、若い柔軟な心を持ち続けるために
 3 Blogを通じてネットワークを広げ、近づく老後をアクティブに過ごすために
街で見かけたこと、趣味の山や料理など、心のままにいろいろ書きたい。よろしく。


山にて
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2005.02.24 / Top↑