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北奧駈道を歩いてからもう1週間です。
忘れないうちに、写真を頼りに、もう一回歩いてみましょう。 

2日目は前鬼の小仲坊を4時に出発、8時半に釈迦ヶ岳(18 00m)に到着。

これから進む北の尾根筋です。
最初のピークは孔雀岳(1779m)です。
この区間は、切り立った岩場が多く、ダイナミックでスリルに富んでいます。

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珍しく、コザクラソウが咲いていました。
オオミネコザクラソウと名付けられているようです。
コザクラは、ササなどに浸食されない岩場の小さなスペースを選んで生き延びるようです。

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オオヤマレンゲ?、ヒカゲツツジ?、キバナシャクナゲ?
青木繁伸さんの植物園へようこそ!によると、どうやらヒカゲツツジのようです。
ピンクのツツジと一緒に咲いていました。

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孔雀岳は気がつかないうちに通り過ぎ、仏生ガ岳に向かいます。
このあたりは針葉樹が多く、倒木も目立ちます。

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仏生ガ岳(1805m)の直下に雪が残っていました。
5月中旬に雪・・・、紀伊半島とはいえ、標高が高いので雪が多いんだなー。

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2005.05.24 / Top↑
カタバミがひっそりと咲いています。

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揚子の宿に着きました。もう12時です。
最近建て替えられたようで、立派な小屋です。
これも世界遺産効果でしょうか?

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小屋から3分ぐらい下った沢で水を調達しました。
1リットルの水を入れるのに1分ぐらいかかる、
ちょろちょろと流れる水場でした。
でも稜線付近で水が得られる貴重な場所です。
きっと1300年前から修験者の喉を潤し続けた水です。
このわずかな水場を見つけて、宿も建てられたのでしょう。
そう思うと、感慨深いものがありました。

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揚子の宿から七面山の岩場が間近に見えます。
ここから見ると一層迫力があります。

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1時半になったところで、昼にしました。
朝食の時にお湯を入れてつくっていたアルファ米、缶詰など、今回は荷物を減らすためにも割にシンプルです。
可憐なスミレが疲れをいやしてくれます。

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2005.05.24 / Top↑
明星ヶ岳から西の地獄谷に下る大きな斜面です。
右に次のピーク、八経ケ岳が見えています。
歩けど歩けど、なかなか目的地に近づきません。
仏生ガ岳から明星ヶ岳までの単調で長い区間をいかに歩き通すかが北奧駈のポイントだと、あとで実感しました。

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やっと八経ケ岳(1915m)に到着です。
近畿の最高峰、深田久弥による日本百名山のひとつです。
3時・・・、予定より1時間以上遅れています。
昼飯に1時間以上費やしたのと、疲れがたまってきてペースが落ちているのでしょう。

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弥山小屋を過ぎ、通い慣れた道を進みます。
雲のかかったごつごつした山塊が大普賢岳、その手前のピークが行者還岳です。
僕たちは今日中に行者還岳の麓まで行きます。

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行者還トンネルへの分岐を過ぎ、さらに稜線を進みますが、なかなか小屋は見えてきません。
その頃から霧が出てきて、明日の天候の悪化を知らせます。
前鬼の小屋を出てから14時間が経過し、疲れもたまってきました。
2人とも黙ったまま、ひたすら歩き続けます。
そんなとき、ヤマシャクヤクの群落が現れ、僕たちを励まして(慰めて?)くれました。

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霧の中に行者還岳の小屋(無人)が見えてきました。
やっと、本当にやっと着きました。
実質、13時間を歩いたことになります。
夜は、アルファー米とレトルトをつかったどんぶりもの。
その前に焼酎・・・、2人ともちょっと飲んだだけなのに、さっきまでの無口はどこへやら・・・、
すっかり出来上がり、早めにシュラフにもぐりこみました。

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2005.05.24 / Top↑