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奧駈道縦走を急ぎましょう。
18日の朝、小屋は霧にすっぽり包まれていました。
朝雨が降っていたら、ここから洞川へエスケープと決めていたのですが、でも雨は降っていません。
折角ここまで来たのだから・・・、2人の思いは同じです。
少しゆっくり目に朝食を済ませ、雨具に身を包んで6時半出発。

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行者還岳直下の水場は涸れていて、
ショックは隠しきれなかった。
でも、すぐ近くに真っ赤なシャクナゲが咲き誇り、
今日の縦走の出発を祝ってくれました。

しばらく進んだ七曜岳付近に、昨日も見たヒカゲツツジの群落です。

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国見岳から大普賢岳にかけては、岩場のアップダウンや鎖場が続きます。
その途中に何カ所もシャクナゲの群落が現れます。
霧の中のシャクナゲ・・・、なかなか幻想的です。

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シャクナゲのアップです。

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しばらく進むと大普賢岳(1780m)です。
今年3月に来たときには、まだまだ深い雪の中でした。
まわりは一面の霧で、何も見えません。
でも時折ぱらぱらとするものの、雨は降りません。
今日一日、何とか持ってほしいなー。

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2005.05.26 / Top↑
大普賢岳を過ぎてもアップダウンは続きます。
不良中年の後姿です。
どう見ても、撮影用に止まっていますよねー。
うーん、安産型の立派なお尻です。

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沢沿いの斜面の新緑が鮮やかです。

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シャクナゲの群落が続きます。
こんなに花が一杯の中を歩く贅沢を続けていいのだろうか・・・と思うほどです。
ああ、天上の楽園・・・・・。

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行者還岳の水場で水を補給できなかったので、脇宿の沢で水をくみました。
ここは、水たまりに近い水場です。
でも貴重な水・・・とばかりに、2Lの水をコップですくい、いただきました。

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阿弥陀が森の女人結界です。
ここから先の大峯山寺域に女性が入ることは、いまだに禁じられています。

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2005.05.26 / Top↑
竜ヶ岳直下の小篠宿です。
山上ヶ岳はもうすぐです。

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山上ヶ岳に到着です。
大峯山寺です。
相棒は記念にお守りを買いました。

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大峯山寺の山門です。

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少し下がったところにある宿坊・龍泉寺です。
ここでお昼をいただくことにしました。
しかし、宿泊客用以外の食事の材料はないとのこと。
今から湯を沸かしてアルファ米をご飯にするほどの時間的な余裕もないし・・・、どうしよう?
「みそ汁と昆布の佃煮で食べて行きなさるか?」
「ありがとうございます」
天の声とばかりに、僕たちはお言葉に甘えさせていただくことにしました。

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暗い宿坊の中で、
麩ととろろ昆布のみそ汁、昆布の佃煮をおかずに、
久しぶりのご飯を三杯もいただきました。
水分・塩分が少なくなった身体中に、温かいみそ汁がしみ渡ります。
「おいくら取っていただけますか?」
「お参りしてもろたらええですわ」
僕たちは、宿坊の中にある堂の前に立って手を合わせ、
わずかばかりを賽銭箱に入れさせていただきました。

ここ大峯には、参拝のために山に登る人をもてなし、
もてなされた人はその礼を神仏や自然に還し、
それによって寺や宿坊の経営も成り立つという仕組みが、今も受け継がれているのです。

※宿坊のご主人の話によると、奧駈道が世界遺産になってから、
 東京・横浜・千葉など関東方面から奧駈のためにやってくる
 リタイアー者が最近増えたそうです。
 このときも横浜から来られた単独行者がいました。

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2005.05.26 / Top↑