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昨晩おそく家に帰ると、机の上に紙袋と手紙・・。

「父の日のプレゼントです。あまりおそいから先にねます。」
下の娘からだ。

僕には2人の娘がいる。
Blogによく登場するのは、看護師の上の娘。
今日は、あまり出てこない下の娘の話。

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幼稚園のときの先生の話・・
「明るい、元気なお子さんです。お友達と外でよく遊びます。いろんなお話しをしてくれます。」

嬉しいと素直に喜び、つらいとぼろぼろ涙を流して泣く・・。
「天真爛漫子(てんしんらんまんこ)」
自然体の娘を女房はそう呼んでいた。

上は、どちらかというと真面目、頑張り屋さん、下は、その正反対な性格。

小学2年生の頃の先生の話・・
「あとで後悔しないように、今から勉強の面倒を見てあげてください」

高学年になると“後悔”の意味がだんだん分かってきた。
あまり勉強しない・・というか、好きでないのだ。

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クラブ活動は、小・中ともバスケットボールに熱中・・、
でも、やはり勉強は好きではなかった。

「生まれてすぐ、よその赤ちゃんと間違えられたんちゃう?」
親にも姉にも似ていない性格に、冗談で言ったことがある。

勉強はもひとつだけど、クラス会では正しいと信じることを熱っぽく語る。
そんな娘のことを先生が
「○○ちゃんに、こんな面があるとは知りませんでした」
と女房に語ったそうだ。

それで、男の先生に結構可愛がられていたようだ。
女友達の他に男友達も多く、そして恋多き女・・・、卒業してからは同窓会の世話役・・・。

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高校受験を目前に病気で母親をなくしたが、何とか受かってくれた。

それもつかの間、遅刻、おしゃれ、茶髪、ピアス・・・。
うちの娘は不良・・、不良中年は本当にそう思った。

卒業近くになると、進学しないで、働きながら美容師の資格を取るという。
三者懇談のとき、先生と父親で娘を説得するが、ガンとして聞き入れない。

美容師の道へ進むが、手の荒れがひどいことなどを理由に1年でやめた。

オシャレへの関心が人一倍強かった娘は、現在は梅田の百貨店のアパレル専門店で働いている。

このあたりは、デザインを志し、結婚後は地域の活動に参加し、レザークラフト、陶芸、書、料理、服のリフォーム、部屋の収納・・・、多趣味でオシャレだった亡き妻にちょっと似ている。

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「あなたがお店の品格を落としているのよ・・」、当初そう言われたらしい。

しかし、最近は
「あと3万円で今月の目標を達成できたのに・・」
「『おねえさんの服いいわー』って、買ってくださるお客さんが増えた・・」
とか言っている。

天真爛漫子に少し余裕が出てきたようです。
そんな娘と不良中年は、時々ビールを一緒に飲む。
不良中年350ml×1缶、娘500ml×2本ですが・・・。

父の日のプレゼントは、ポシェット風の携帯用水筒?でした。
The North Faceのブランドもの・・・。
山に行くときに使ってください・・・ということのようです。
山だけでなく、自転車に乗るときにも使いますよ、はい。

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2005.06.14 / Top↑