帰省した日曜日は、春のようなぽかぽか陽気でした。

ぼーっと霞んだ北の空に、雪をかぶった白い山・・・
岡山と鳥取の県境にある那岐山(なぎさん 1250m)です。
季節ごとに、そして朝・夕に・・・高校まで那岐山を見て育ちました。

「幼い頃に山を見て育ったかどうかが、その人の人格形成に影響する」
僕の人格がどうであるかは別にして、今でも真剣にそう思っています。

※ちょっと電柱が邪魔ですが・・・

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2006.01.31 / Top↑
田舎に帰省するとき、いつもは車を利用するのだが、
今回は三○の姉の家までの往復に、電車を利用した。

帰りに、駅のホームに電車は止まっているが、ドアが開いていない。
しばらくして、ドアの開閉が手動であることに気づき、無事に乗れた。

電車が駅に到着したときや待ち時間に、ドアを開けっ放しにすると
寒いので、乗り降りするドアだけを乗客が手動で開ける・・・
北摂とはいえ、丹波に近いから、寒いんだ。
そう言えば、姉の家で、顔が寒いと感じて目が覚めたのにはビックリした。

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2006.01.31 / Top↑
4ヶ月ぶりに岡山県北部の郷里に三○の姉と帰省してきました。
89歳の母親は相変わらず元気で、私たちの帰りをとても喜んでくれました。

この時期に帰省したのは、旧正月のお参りを兼ねてです。
僕の育った田舎にある荒神様は、”安産”と”まむし除け”で有名で、
旧正月の3日間は、多くの参拝客で賑わう。
昔は周辺の村からだけでなく、観光バスで遠方から来る参拝客も多く、
参道には多くの店が並び、見せ物やサーカスまで来た。
小学校は3日間休みになり、僕たちは朝から晩まで店をみて歩いた。
現在は、参拝客、露店ともに、盛時の1/3から1/4でしょうか。

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拝殿の横に並んだお守りです。
今年初めて、真ん中の赤い安産のお守りをいただきました。

まむし除けのお守りは・・?と尋ねると、和紙に入れた砂をいただき、
よく通る道にまいておくと噛まれないのだそうです。

まむし除けって・・・珍しいでしょ。
昔は、まむしに噛まれて命を落とす人も多かったことが分かります。

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店が並ぶ1kmぐらいの参道の一部と、その横を走るディーゼル車です。
昔は、旧正月の3日間の乗降客が1年の1/2を占めると聞きました。

よく見ると1両編成・・・
昔は4,5両の蒸気機関車・・・、高校時代はこれで通学しました。

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小学校と運動場です。

運動場は、観光バスなどの臨時の有料駐車場になりました。
ほかにPTAが営業する3カ所の売店があり、先生や父母は大忙し・・・
このこともあって、小学校は3日間休み。
僕たちは、2重の意味で、楽しい旧正月を待ちこがれました。

校舎は木造から鉄筋へ建変わりましたが、右手の忠魂碑はそのまま
陣取り遊びの陣は、朝礼台とこの忠魂碑でした。

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まむし除け饅頭

この3日間だけ店頭を飾ります・・・8個入り、500円
色はまむし色の茶、味は黒砂糖の皮にこしあんです。

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2006.01.30 / Top↑
参道にいろいろな店が並びます。

鳥取県との境の黒尾峠に店を出しているたい焼き屋さん
焼きがカラッとしていて、尻尾まで餡が入っているとの評判で、
いつも30,40人の列が出来ます。

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この店は、大テントを張って、焼きそば、うどん、たこ焼き、お好み焼き、
焼き鳥、おでん・・・なんでも扱っています。

昔は小さな店が、いろいろな食べ物を扱っていましたが、
今は企業化・組織化された露店もみられるようになり、
昔を知るものとしては・・・・風情がなくなりました。

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イカ焼きの店

食べ物の店は、このほかに、天津甘栗、生姜菓子、大玉の飴、人形焼き、
いちご飴・リンゴ飴、ちりめんじゃこ、鮭、明太子・・・などがありました。

綿菓子は、一軒もありませんでしたが、少子・高齢化の影響でしょうか?

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干し柿の店です。

昔は、農家はどこでも干し柿を作っていたので、
干し柿の店はありませんでした。

丹波の干し柿、岐阜の干し芋・・・とありますが、
この粉のふき方は・・・どう見ても中国産の干し柿のような気がします。

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シシカバブ、カレーナンなどを売っているインド料理の店がありました。
ケバブを売っているトルコ料理の店も2軒・・・写真はNO!でした。
外国料理の店・・・これも時代の変化でしょうか?

昔は、ハブに腕を噛ませるふりをして、グリセリンを売る”へびつかい”、
ろくろ首やくっついた双子(実は死んだ牛)の”見せ物小屋”、
ビー玉を入れても、糸を引っ張ってもカメラは絶対当たらない”くじ”など、
怪しさのただよう店がいっぱい・・・
親から「騙されないように」と注意されても、誰もが1度は騙される!!

最近は、こんな店は少なくなり、ワンパターンな食べ物の店ばかりで、ある意味で今の子どもはかわいそうです。

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2006.01.30 / Top↑
郷里は中国山地に囲まれた田舎なので、日常生活だけでなく
農作業や山仕事に使う道具も参道で売られてきました。
交通や流通が整備されていなかった頃、荒神様の3日間は、
道具を買い揃える場所であり、それは娯楽でもあったのですね。

これは、新見市のT刃物さんです。
もう何十年もこの場所で鎌、鉈、斧、包丁などを売って来ました。
伝統技術に支えられた手づくりの刃物に全国から注文があるようです。
以前いただいた包丁は、5千円程度でした。

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これは、高梁市から来られたO刃物さんです。

鎌、鉈、包丁などとともに、鍬(くわ)、藁切りなども売っています。

数は少なくなったけど、今でも需要はあるんですね。
昔我が家にもあった藁切りは、1万円でした。

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トラクターなどの展示場です。

これは三○農業機械さんです。
昔はヤ○マー、イ○キなど各社が競っていましたが、1社だけでした。

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陶磁器屋さんです。昔は数軒ありました。

余談ですが、陶磁器のことを瀬戸物、あるいは唐津と呼びました。
産地の名前で呼ばれていたようです。

岡山ですから、世界に誇る備前焼が有名ですが
昔は今ほどちやほやされず、酢の容器なども備前焼でした。
備前焼とは言わず、産地名で伊部(いんべ)と呼んでいました。

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植木屋さんです。
椿やツツジなどの庭木、柿などの実のなる木など、
様々な樹木、花卉を扱っています。
シンビジウムなどの洋花が増えてきたのも、時代の流れでしょうか?

1時間ばかり回って楽しんだあと、実家で久しぶりに顔を合わせた
兄弟たちとまむし饅頭をいただき、夕方大阪へ帰ってきました。

旧正月を過ぎると、日射しにも力強さが感じられるようになり、
春が近いことを感じます。

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2006.01.30 / Top↑