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1ヶ月ぶりに、この冬3回目になる、比良山系に出かけた。

関東で言えば、四季を通じて楽しめる丹沢山系のようなところ。
しかし、一昨年4月、スキー場と共にロープウェイ、リフトが廃止され、
冬場に主峰・武奈ケ岳に登頂するのは時間的、技術的に難しくなった。

1月は、西側の坊村から登ったが、御殿山までで敗退・・・
2月は東側のイン谷口から・・あまりの雪の多さに、堂満岳を往復・・・
今日は天気もよく、雪も安定していそうなので、武奈ケ岳をめざします。
7時半イン谷口出発・・すっかり雪が融け、ウグイスの鳴き声も・・・

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今日は、僕たちにしては珍しく、ダケ道を登ることに・・・

昔、数回使ったが、眺望が悪く、好きではなかった。
しかし、今日は葉っぱが落ちた、明るい雑木林の中を
周囲の景色を楽しみながら、快適に登っていきます。

ダケ道を見直した・・・すんまへん

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9時半、北比良峠に到着

南に堂満岳の北壁・・・いい眺め
琵琶湖側から眺めると、尖ったシルエットが印象的な山だ。

近江八景のひとつ「比良の暮雪」は、この堂満岳をさし、
別名「暮雪山」とも呼ばれています。

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北西をみれば、右に真っ白な武奈ケ岳(1214m)、その左にコヤマノ岳

今日はコヤマノ岳の北面を登り、鞍部から武奈ケ岳へ・・・

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営業停止したスキー場

青空をバックに、ブナとモミ?

今日は、本当によい天気になりました。

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2006.03.05 / Top↑
コヤマノ岳の北面のブナ林の中を登る。
ブナ林の向こうに、武奈ケ岳が見えてきた。

コヤマノ岳の頂上付近には、ブナの巨木が多数自生しているが、
この付近のブナは比較的こぶりだ。
かつて伐採されたことがあるらしい。

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きらきら輝く雪面に、ブナの木の影が長く伸びて・・・

今日は雪がしまっているので、ワカンもアイゼンも着けないで、
快適に登っていく。

あちこちから鳥の鳴き声・・・すっかり、春山です。

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青空をバックにした武奈ケ岳

頂上に人影がちらほら・・・

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コヤマノ岳との鞍部から、武奈ケ岳への最後の斜面を登る。

ロープウェイが通っていた頃は、ここは登山者がひしめき、
道が深くえぐられていましたが、今はトレースだけ

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途中、西側に西南稜が見える。

この西南稜は、登っても、下っても、
変化する稜線の風景が楽しめる、お奨めのコースです。

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2006.03.05 / Top↑
11時半、武奈ケ岳到着
この冬はじめて、やっと武奈ケ岳の頂上に立つことができた。

南に、蓬莱山がどっしりと・・・

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琵琶湖方面です。

春霞の中に、うっすらと島が浮かんで見えます。

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武奈ケ岳の北稜・・・遠くに滋賀・福井県境の山々が見える。

気温は7度近い
ははは、あまりの暑さに、裸になる人も・・・

頂上直下の南斜面に腰を下ろして、昼飯
日本酒でカンパーイ、そしておにぎり3個、みそ汁・・・

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帰りは、北尾根を進み、細川越えから広谷へ下り、
スキー場へ戻り、八雲ヶ原、金糞峠、イン谷口のコースにした。
 
北尾根を下る途中の雪庇・・・
風と雪がつくる自然の造形には、不思議な魅力がある。

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雪面に、登山靴ではないトレース

はて、はて・・・ウサギさんでしょうか?

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2006.03.05 / Top↑
雪庇がつくったジグザクのライン

雪庇は、深いところでは、3,4メートルあるか?

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細川越え近くまで降りてきた。
振り返ると、真っ白な稜線の向こうに、武奈ケ岳がどっしりと・・・

細川越え(鞍部)は、雪庇が大きく、下れそうにないので、
雪庇が小さい手前の小ピークから、東の広谷へ斜面を下った。

正規のルートがいつも正しいとは限らない。
時には、状況に合わせたルート・ファインディングが必要と言うことか・・・

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広谷沿いの平地へ

足跡ひとつない雪原、そして静寂・・・
その中を小川が一筋のラインをつくっている。

ここ広谷コースは、訪れる人も少なく、
ゆっくり、静かな雪中ハイクが楽しめる、
僕たちのお気に入りのコースです。

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沢には、雪融けの水がさらさらと・・・

いつまでもいたい気持を押さえながら、
沢沿いの斜面を進み、途中何カ所かスノーブリッジを渡り、
イブルキノコバを経由して、スキー場へ

そして、八雲ヶ原、金糞峠へ

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金糞峠から、春霞の中に琵琶湖が見える。

15時半、イン谷口到着
早春のぽかぽか陽気の中、雪の中で一日遊ばせてもらった比良山に、
”今日も一日、ありがとう・・・”、そして一路大阪へ

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2006.03.05 / Top↑
細切れに切ったエリンギを安く売っていたので、
ほうれん草、ブロッコリーと一緒にバター炒め

一番奥はワケギと菜の花の酢味噌あえ
手前は豆腐の冷や奴
手前右は、ナメコと豆腐のみそ汁・・・大好物

日本酒をチビリ、チビリやりながら、いただきます。
今日は完全にベジタリアン!!

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2006.03.05 / Top↑