櫛形山から下り、奈良田を経由して、笊が岳の登山口・雨畑に向かった。
南アルプス主稜線の東にあるビッグな山・・・笊が岳(2629m)は、数年前から気になっていた。
なにせ、2000mもの高低差を上り下りするからだ。
雨畑の集落を貫く道には、昭和40年代まで、木材搬出用のトロッコが走っていたそうだ。
山中でのテント泊の用具をザックに詰めて、11時前に雨畑集落を出発!

途中、奥沢谷の徒渉地点・広河原で、川の音を聞きながら昼食。
しばらく登ると、集落から2時間半の地点に、山の神が安置されていた。
昔は、このあたりまで山仕事に来ていたと、あとで村の人から聞いた。

急な坂を、どんどん、どんどん・・・登っていきます。
道は一度も下ることなく、僕たちはこれまで経験したことがない、怪物のような山と格闘し続けた。

「シラビソ林に入ったら、檜横手山のテント場は近い」
相棒の言葉を信じつつ、それでもシラビソ林を1時間は登った(笑)。
登山口から約5時間半の午後4時半、檜横手山の小さなテント場に到着。
テントを張って、簡単な夕食をとった。

たしかにビッグな山・・・しかし、笊が岳は、これからまだ、数時間先にあるのだ(爆)。
南アルプス主稜線の東にあるビッグな山・・・笊が岳(2629m)は、数年前から気になっていた。
なにせ、2000mもの高低差を上り下りするからだ。
雨畑の集落を貫く道には、昭和40年代まで、木材搬出用のトロッコが走っていたそうだ。
山中でのテント泊の用具をザックに詰めて、11時前に雨畑集落を出発!

途中、奥沢谷の徒渉地点・広河原で、川の音を聞きながら昼食。
しばらく登ると、集落から2時間半の地点に、山の神が安置されていた。
昔は、このあたりまで山仕事に来ていたと、あとで村の人から聞いた。

急な坂を、どんどん、どんどん・・・登っていきます。
道は一度も下ることなく、僕たちはこれまで経験したことがない、怪物のような山と格闘し続けた。

「シラビソ林に入ったら、檜横手山のテント場は近い」
相棒の言葉を信じつつ、それでもシラビソ林を1時間は登った(笑)。
登山口から約5時間半の午後4時半、檜横手山の小さなテント場に到着。
テントを張って、簡単な夕食をとった。

たしかにビッグな山・・・しかし、笊が岳は、これからまだ、数時間先にあるのだ(爆)。
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2009.09.30 / Top↑
翌朝5時半、軽荷でテント場を出発! またしても急坂を登っていきます。
布引山近くからは、西のアルプス主稜線側に見事な雲海が見えた。

しばらく進むと、東に、雲海から頭を出した富士山が見えた。
もうすっかり太陽が昇り来きっているのだが、ダイヤモンド富士のようで、なかなかいい!

テント場から約2時間で、笊ケ岳頂上に到着!
北東には、はるか向こうに八ケ岳連峰が見える。

西に目をやれば、鳳凰三山、そして北岳、農鳥岳、仙丈ケ岳か・・・

360度の大パノラマに、二人とも大満足! テンションがあがります。
その勢いで、ツーショットの写真を撮ってもらった。
バックは、北(右)から赤石岳、聖岳、上河内岳・・・
さて、どちらが不良中年でしょう??(笑)

小休止の後、大パノラマをそのまま持って帰りたい気持ちで、8時、下山開始・・・
途中、テントを撤収し、登ってきた急な坂を、延々下っていった。

麓に近い、旧トロッコ道には、ホトトギスが愛らしい花を咲かせていた。
午後1時半、雨畑の集落に到着。
登り7時間、下り5時間、合計12時間・・・
笊が岳は、アルプスのすばらしい眺望をプレゼントしてくれたけど、
僕たちの”もうゼッタイ登りたくない山”ベスト3に・・・当選確実です(爆)。
布引山近くからは、西のアルプス主稜線側に見事な雲海が見えた。

しばらく進むと、東に、雲海から頭を出した富士山が見えた。
もうすっかり太陽が昇り来きっているのだが、ダイヤモンド富士のようで、なかなかいい!

テント場から約2時間で、笊ケ岳頂上に到着!
北東には、はるか向こうに八ケ岳連峰が見える。

西に目をやれば、鳳凰三山、そして北岳、農鳥岳、仙丈ケ岳か・・・

360度の大パノラマに、二人とも大満足! テンションがあがります。
その勢いで、ツーショットの写真を撮ってもらった。
バックは、北(右)から赤石岳、聖岳、上河内岳・・・
さて、どちらが不良中年でしょう??(笑)

小休止の後、大パノラマをそのまま持って帰りたい気持ちで、8時、下山開始・・・
途中、テントを撤収し、登ってきた急な坂を、延々下っていった。

麓に近い、旧トロッコ道には、ホトトギスが愛らしい花を咲かせていた。
午後1時半、雨畑の集落に到着。
登り7時間、下り5時間、合計12時間・・・
笊が岳は、アルプスのすばらしい眺望をプレゼントしてくれたけど、
僕たちの”もうゼッタイ登りたくない山”ベスト3に・・・当選確実です(爆)。
2009.09.29 / Top↑
シルバーウィークを利用して、4日間の南アルプス山旅に出かけた。
南アルプスと言っても、あまり知られていない山ばかり・・・
日本300名山を目標にしている相棒につきあった。
というより、周到な計画を練った相棒に連れて行ってもらった(笑)。
夜10時、千里出発。中央道を経由して、登山口近くに2時前到着。
車中で数時間寝た後、最初の櫛形山(2051m)をめざして出発した。

黄葉間近なカラマツ林の中を、ゆっくり登っていきます。

しばらく進むと、左手に南アルプス主稜線上の山々が見えてきた。
北岳と間ノ岳??、いや、もっと尖っているはずだ。塩見岳??

しばらく進むと、右手に富士山が見えてきた。
すくっと立ったシルエットが美しい。
富士山を見ると、それだけで幸せな気持ちになるから不思議だ。

なんと、1時間弱で頂上到着・・・林道の整備がそれほど進んでいるのだ。
眺望を楽しみながら、ゆっくり下山し、2つ目の笊ケ岳(ざるがだけ)へと車を走らせた。
滑り出しは快調だったが、このあと、経験したことがないほど厳しい山々に遭遇するとは、
このときは分からなかった(爆)。
南アルプスと言っても、あまり知られていない山ばかり・・・
日本300名山を目標にしている相棒につきあった。
というより、周到な計画を練った相棒に連れて行ってもらった(笑)。
夜10時、千里出発。中央道を経由して、登山口近くに2時前到着。
車中で数時間寝た後、最初の櫛形山(2051m)をめざして出発した。

黄葉間近なカラマツ林の中を、ゆっくり登っていきます。

しばらく進むと、左手に南アルプス主稜線上の山々が見えてきた。
北岳と間ノ岳??、いや、もっと尖っているはずだ。塩見岳??

しばらく進むと、右手に富士山が見えてきた。
すくっと立ったシルエットが美しい。
富士山を見ると、それだけで幸せな気持ちになるから不思議だ。

なんと、1時間弱で頂上到着・・・林道の整備がそれほど進んでいるのだ。
眺望を楽しみながら、ゆっくり下山し、2つ目の笊ケ岳(ざるがだけ)へと車を走らせた。
滑り出しは快調だったが、このあと、経験したことがないほど厳しい山々に遭遇するとは、
このときは分からなかった(爆)。
2009.09.27 / Top↑
先週のことです。
この方の事務所を訪問しました。
人と自然にやさしい住まいをつくっておられるようです。
いえ、丹波のたぬきさんのところから飛んで、知った方でね。
ちょっと気になっていたのです。

地域の方々と一緒に、米や野菜づくりを始められました。
土曜日には、小さいけれども、元気いっぱいの朝市も行っておられます。
今は、ギャラリーで女性画家の展覧会を開催中です。
うーん、まさに”地域の交流・情報発信拠点”ですね。

今回は、秋のフェスティバルへの出店をお願いしようと、突然の訪問になりました。
「あのー、○○しかじかで・・・、実はブログで・・・」
「もしかして、不良中年さん・・・」「そうです」
まあ、こんな具合でした。

さいわい、出店を快くお引き受けいただいたようです。
帰りに、つきたての新米をいただきました。
今度お伺いするときは、薪ストーブでピザを焼いてくださるそうです。
へへへ、丹波で、また新しい友達ができてしまった。
この方の事務所を訪問しました。
人と自然にやさしい住まいをつくっておられるようです。
いえ、丹波のたぬきさんのところから飛んで、知った方でね。
ちょっと気になっていたのです。

地域の方々と一緒に、米や野菜づくりを始められました。
土曜日には、小さいけれども、元気いっぱいの朝市も行っておられます。
今は、ギャラリーで女性画家の展覧会を開催中です。
うーん、まさに”地域の交流・情報発信拠点”ですね。

今回は、秋のフェスティバルへの出店をお願いしようと、突然の訪問になりました。
「あのー、○○しかじかで・・・、実はブログで・・・」
「もしかして、不良中年さん・・・」「そうです」
まあ、こんな具合でした。

さいわい、出店を快くお引き受けいただいたようです。
帰りに、つきたての新米をいただきました。
今度お伺いするときは、薪ストーブでピザを焼いてくださるそうです。
へへへ、丹波で、また新しい友達ができてしまった。
2009.09.25 / Top↑
ほんのり赤い空をバックに、あっちを向いたり、こっちを向いたり・・・
風の彫刻で有名なS氏の作品のようだ。
日が暮れ、まわりの景色が色をなくすとき、シルエットとなって、
その存在を際だたせている気がする。
「暮れそうで、暮れない、たそがれどきは・・・」
南沙織のフレーズを口ずさみながら、どことなく、人恋しい。
今晩から、4日間、相棒と一緒に
南アルプス南部の山(笊ケ岳、大無間山など)に入ります。
Photo:JR新三田駅前

風の彫刻で有名なS氏の作品のようだ。
日が暮れ、まわりの景色が色をなくすとき、シルエットとなって、
その存在を際だたせている気がする。
「暮れそうで、暮れない、たそがれどきは・・・」
南沙織のフレーズを口ずさみながら、どことなく、人恋しい。
今晩から、4日間、相棒と一緒に
南アルプス南部の山(笊ケ岳、大無間山など)に入ります。
Photo:JR新三田駅前

2009.09.19 / Top↑