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もう、1ヶ月も前の写真
今年3度目のラタトゥイユだった。

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このときは、パスタにのせて、イタリアン風にいただいた。
しかし、明後日は9月・・・ラタトゥイユはもう似合わない。

あっという間に夏が終わるという気持ちもあるが、
この夏、山に、仕事に、家族に、個人に、いろいろいろあった。
だから、気分的には、とっくに9月か、10月だ。

いろいろあるけど、何とかなるでしょう。
がんばりまっしょい!

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2012.08.31 / Top↑
7月末の常念山系で出会った花たち

まずは、燕岳周辺のシンボル・・コマクサ
駒(コマ)・・つまり、馬の顔に似ているからつけられた名前

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パチパチと火花を散らす線香花火のような・・シモツケソウ

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図鑑で見ると・・イチヨウランのような
根本に一枚だけ葉っぱがあるからとか
餓鬼岳への急坂の途中で、はじめてみました。

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ハクサンチドリでしょうね。

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丹波のたぬきさんによると、ウラジロヨウラク
千メートル級の山で見るのと、ちょっと違うような

葉っぱの裏が白いから「ウラジロ」
ヨウラク(瓔珞)は、仏像・仏壇などの天蓋に掛ける装飾・・うーん知らなかった。

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えーっと、菊のような、ウサギギクですね。

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チングルマとコイワカガミ
いつも一緒ですね。

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こちらは、花を終えたチングルマ
名前の由来になった稚児車のように渦を巻いていますね。

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タカネグンナイフウロ
同じフウロでも、ハクサンフウロなどとは、印象がちがいます。

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タカネシュロソウ?

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テガタチドリ・・これも丹波のたぬきさんのご教授です。

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こちらは、よく似ているノビネチドリ?

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7月下旬は、高山植物のベストシーズン!
このほかにも、いっぱい、いっぱい楽しませてもらった。

今頃は、受粉も終えて、厳しい冬に向けて準備をしているかな。
2012.08.22 / Top↑
4日目、今日は下山の日です。
5時、朝食をいただいていたら、ガラス窓越しに、朝日を浴びたシルエット!
なんと、槍ケ岳から中岳、南岳へとのびる稜線です。

おもわず、カメラを持ってベランダへ出て、パチリ、パチリ!

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荷物を整え、6時
「お世話になりました。
 元気であれば、また寄せていただきます。」
お礼を言って、小屋を出た。

槍ケ岳~南岳~北穂高のパノラマをもう一度目に焼き付けて・・
長い影が名残り惜しそうです。

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一の沢のコースは、樹林帯から沢沿いに抜ける、快適なコースだ。
振り返ると、前常念岳へ続く尾根の向こうに、雲一つない青空だ。
そう、どういう訳か、山は下山の日に、一番の快晴になる。

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9時半、ヒエ平の登山口に到着。
小屋で頼んでいたタクシーが時間通りに待機してくれていた。
そのまま、穂高駅へ、そして電車で、車を置いていた信濃大町へ・・

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信濃大町で蕎麦をいただいた後、松川村の「安曇野ちひろ美術館」へ・・・
一度行ってみたいと思っていたが、ロケーション、空間構成、展示や説明などに、
岩崎ちひろの人となりや訪れる人へのやさしさが感じられ、いつまでもいたい気持ちだ。

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お土産には、信州産のリンゴジュース、ちひろの絵本と絵はがき・・
そのまま、高速道路に乗り、夜中まで快晴だった空を眺めながら、10時頃に千里に着いた。

餓鬼岳から常念岳まで、のーんびりとアルプスの稜線歩き・・・
山では今度も喧嘩ばかりだったけど(笑)、僕たちの思い出深い、2012年の夏山が終わりました。

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2012.08.19 / Top↑
3日目、朝5時前、ご来光目当ての宿泊客の中を出発です。
昨日通ってきた燕岳、剣ズリなどの山々が見えます。

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しばらく進むと、槍ケ岳から穂高連峰へ続く稜線、
その左に、これからめざす大天井岳~常念岳への稜線も見えています。

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大天井岳への急登坂の途中から、来た道を振り返ります。
ここは、槍ケ岳へ至るルート(一般的にいわれる表銀座コース)との分岐でもある。

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急な坂を登ったところが大天荘・・・
2人を後にして急ぎ足で登ったので、コーヒーを沸かして待ったが、いっこうに現れない。

1時間ほどたって現れた2人は、逆に私を捜していたらしい。
「ゴメン、ゴメン・・」と詫びながら、一声かけなかったことを反省!

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槍・穂高連峰がだんだん迫ってきます。
30年前に登ったときもそうだったが、このコースは槍・穂高のパノラマが楽しめるコースなのだ!

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しばらく行ったところで、サルの一団に出会った。
こんなところにもサルが棲んでいるんだ。

何を食っているんだろう??
しばらく行ったところで、食べ捨てられたハイマツの実を見て、謎が解けた。
青い松ぼっくりは、栄養に富んでいるんだ。

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燕山荘で作ってもらった弁当(中華風のチマキ&シュウマイ)で昼食
しばらく歩くと常念小屋についた。

小屋の手続きをした後、空身で常念岳(小屋からの高度差400m)を往復した。
30年前の5月に単独で縦走したときも思ったが、うーんキツイ!!

約2時間で小屋に帰ると、奈良の中高年女性グループの一人が
2000m付近で熱中症&高山病にかかって、救助を待っているとの知らせ・・・

「お客さんは行かないでくださいね、保険がおりませんから」
と制止されて待っていたら、約1時間後に付き添われて登って来たので、ホッ・・・
不良中年の“お人好し&お節介”な性格が、小屋の人にもわかったのでしょうか(笑)

Photo:常念岳への登りから常念小屋と大天井岳方面を望む
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夜のメニューはこれ
ハムステーキ、ポテトサラダ、シュウマイ、漬け物、キャベツ・トマト・・・

明日は、いよいよ下山・・・そう思いながら、オヤスミナサイ。

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2012.08.16 / Top↑
2日目、朝食を済ませてから、朝6時に小屋を出発。
ちなみに、稜線に建つこの小屋では、水は天水に頼っている。
だから、水は貴重であり、1リットル200円した。

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今日の行程、剣ズリと呼ばれる岩峰、その向こうに燕岳への長い稜線が見えています。

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剣ズリでは、一気に100m程急降下し、トラバースして、また登っていきます。
東沢岳への登りにあった”風雪に耐えて生き抜く針葉樹”に一同感心!
「山に入ると、人生、いろいろ教えられるね(笑)」

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通ってきた道をふり返ります。
剣ズリの岩峰、その左手の唐沢岳が印象的です。

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鞍部の東沢乗越(2253m)に到着・・
ここから燕岳(2763m)までゆっくり登っていきます。

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奥北燕岳への登りに、まとまった残雪があった。
チングルマ、ハクサニチゲ、シナノキンバイ、ヨツバシオガマ、ハクサンフウロ、コメツガザクラ・・・
あたり一面、お花畑が広がります。

あまりに暑いので、雪を入れたタオルを首に巻きます。
「山のクールビズやね・・・」(笑)

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燕岳が近づくにつれて、燕岳のシンボルのコマクサの群落が現れだした。
いつ見ても可憐な、そして高山植物の保護を自ら訴えているような花だ。

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燕岳周辺の山々特有の風化した岩峰、その右には槍・穂高連峰が見えています。
うーん、絶景!!

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燕岳が見えてきた。
頂上の点々は、どうやら登山者のようです。
ここまでは、人の少ない静かな山でしたが、もうすぐアルプス銀座です(笑)。

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燕山荘は、昨年90周年を迎えたと言う、山小屋の老舗・・・
槍ケ岳とコマクサを見ようと、多くの登山者が訪れる小屋として、
そして料理の美味しい小屋としても有名だ。
この日のメニューは、ハンバーグと鱒?のムニエル風・・・

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この小屋の名物、主人によるアルプスホルンの演奏です。
この日は疲れていたのか、食事を終えると、オヤスミナサイ・・

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2012.08.08 / Top↑