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3月9日(日)、兵庫・岡山県境の後山(1345m)周辺の山に遊んだ。

今回の山行は、相棒が属するT山岳会の例会に参加させていただく形・・・
だからメンバーは、僕を入れて8人。

コースは、宍粟(しそう)市千種(ちぐさ)の鍋ケ谷渓谷に入り、
駒の尾登山口~駒の尾山~船木山~後山~戸井の元へと下山する予定だった。

大阪出発が7時過ぎとなり、駒の尾登山口出発は、10時になってしまった。
しかも登山口には、2~3月に降った雪が大量に残り、トレースがまったくない!

この時点で、今回の山行の実施がかなり困難なことが予感できた。

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それでも8人で、ラッセルをしながら、どんどん登っていきます。

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登り始めてから30分とたたないうちに、
峠に至る夏道から外れたコースを登っていることが分かった。

しかし、峠に近い尾根にたどり着けば、あとはルンルンの尾根コース
そう思いながら登り続け、12時頃に1207mのピークに到着。

手前から船木山、その向こうに主峰・後山が見えます。
しかし、後山は、あまりにも遠い・・・
この時点で、今回の縦走コースはおろか、
手前の駒の尾山に到達するのもほぼ無理だと分かった。

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それでも、駒の尾山方面へピストンしてこようと、
斜面を下ろうとするが、崖状の地形のために、降りられない。
※右を巻くルートがあったことがあとで分かったが・・

それで、駒の尾山方面へ行くのは諦め、
反対のダルガ峰(1163m)をピストンすることにした。

食事の後に、ダルガ峰へ
標識を掘り出すと、ダルガ峰(なる)と読ませることが分かった。

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西には、僕の郷里・美作の山、那岐山が見える。
僕は、この山を南から、毎日のように眺めながら育った。
那岐山が白いから、ああ雪が降ったんだ、今日は寒いぞ・・のように

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1207mのピークに戻り、そそまま朝つけたトレースを頼りに下山
千種の里に下ると、雪に覆われた小川も、なんとなく春の日ざし・・・

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車での下山時に、江戸時代に栄えたという、
しっかりした石垣でできた天児屋(てんごや)鉄山跡を見学
そのあと、2台に分乗して、大阪をめざした。

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後山は、遙かに遠かった。
しかし、中高年8人が、楽しく雪山に遊ぶことができた。
それで十分・・楽しい一日でした。

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2014.03.11 / Top↑
2月の下旬、週の半ばに稲村ケ岳(1726m)に遊んだ。

正月の3日に相棒と登ってから、連続の山行となった。
ただ、今回は、相棒が属するT山岳会のIさんと3人・・・

いつものように、母公堂で身支度の後、7時半に出発。

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2月中旬に降った雪が相当量残り、しかも凍っている。
それで、アイゼンをつけての出発となった。

いつものように、約1時間半で法力峠へ到着
そのまま、斜面を巻きながら登るトラバースルートを進むが、
途中でトレース(踏み跡)が切れているのでは?と思い、
尾根についているトレースを辿ることにした。

稲村ケ岳にはもう何回も登ったけど、法力峠から尾根を進むのは初めて・・
ブナ、モミなどの見事な林が広がります。

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11時半、稲村小屋に到着
少し早い昼食をとります。

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稲村ケ岳をめざして出発
ここも、いつものトラバースルートではなく、尾根にルートをとります。

正面にぬくっとそびえる大日山が印象的です。
スダブルストックの相棒も、どことなく決まってます。

難所の大日山直下のトラバースは、深い雪に助けられて、
いつもより簡単に通過できた。

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大日山のキレットから先も、いつものトラバースはやめて
稲村ケ岳へ直接登っていきます。

尾根にでると、頂上はもうすぐ・・・

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1時過ぎ、稲村ケ岳到着
女人禁制のため、かつて(今も?)女性はここから拝んだという山上ケ岳です。

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東には、大普賢岳
しばらく登っていないなー

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記念撮影の後、下山です。
途中、尖峰・大日山をパチリ・・・

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3時半過ぎに母公堂へ下山
いつものように洞川の街を抜け、下市でこんにゃくを買い求め、一路千里へ・・・

2014.03.10 / Top↑