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6月の中旬、千里の山中間と、篠山市にある白髮岳~松尾山に遊んだ。

丹波に通っていた頃、冬に真っ白になる山があり、気になっていた。
現在、わたしは白髮岳の麓にあるF地区のみなさんと地区の元気づくりを進めている。
こんなこともあって、一度白髮岳に登りたいと思っていたのだ。

朝8時、千里を出発。
丹南篠山口ICから古市地区住山集落を通り、10時前に登山口を出発。

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いきなりの急登が続きます。
ちょっとなめていたけど、なかなかの山だ。

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白髮岳の頂上の手前で、岩場が出てきた。
うーん、ますます興味がわいてきた。

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11時過ぎに白髮岳到着!

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山に囲まれながら、田んぼの中に集落が点在する盆地が見えてきた。
「あれはどのあたり?」と地元の人に尋ねると、「篠山の中心地です」とのこと。
こんな方角に篠山の街が見えるんだ。

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白髮岳から急降下の後、トラバースを経て、松尾山に登っていきます。
でっかい樹木は「千年杉」とあったけど、屋久杉が怒るかもしれない。笑

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12時過ぎに松尾山到着・・・眺望はありません。

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昼食は、冷凍しておいた筍飯のおにぎりとトマト

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松尾山から、登山口の住山集落へ下っていくと、卵塔と呼ばれる石造物群があった。
戦国時代、松尾山には多くの寺院があったとのこと。
僧侶たちの墓かもしれないが、それらを今に伝える史跡です。

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しばらく下ると滝があった。

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午後2時、住山の集落に下山、
ヤマアジサイの淡いブルーが美しい。

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岩あり、眺望良し、史跡あり・・と変化に富んだ4時間
白髮岳~松尾山は、なかなか魅力的なコースだ。
次は、秋~冬の季節に来よう!

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2015.06.18 / Top↑
6月の中旬、美作の高校同期の美女2人をエスコートして、初夏の丹波を楽しんだ。

僕が「丹波はいいよ・・」としゃべるものだから、「一度連れてって!」となった。
それから2年・・・、やっと実現したのだ。

箕面に住むFさんと8時に出発、
岐阜に住み、神戸の実家に帰っていたOさんを篠山口駅で拾い、まずは篠山の河原町。
いつものお決まりコース・・・早すぎて、ほとんどの店がClosed。
畳店で岡山産の寝ござをゲット!

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次も決まりのコース・・・集落丸山。

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いつ見ても絵にになります。

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丹波市へ移動する前に、思い立って大山地区へ寄った。
たしか、木造の幼稚園舎を活用したカフェ?があったはず・・

探していくと、木造校舎を木工の工房とギャラリー、カフェに転用したmonoire cafeがあった。

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1949年に建設された大山中学校がその後保育園として利用されたのち、2006年に閉園。
数年前に取り壊されると聞いて、現オーナーが保存と活用を提案し、現在の姿になったとのこと。

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そのあと、丹波市氷上町の達身寺へ・・こちらも、友人を案内する際のお決まりのコース
「丹波の法隆寺」の名のとおり、達身寺様式のすぐれた仏像の数々に圧倒される。

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庭から見た方形屋根の建物もいい。

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そのあと、丹波市市島町のそば処「そばんち」へ
オーナー・佐藤さんから丹波チャリクラブの話を聞きながら、コシのある蕎麦がうまい!

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蕎麦打ち修行中の青年から「三ツ塚史跡公園のショウブがきれいですよ」と言われ直行

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最後は、丹波市春日町野上野(のこの)にある菓子の「やながわ」さんへ

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夕方、Oさんを新三田まで送り、僕たちは宝塚の西谷を経由して大阪へ

後日、岐阜のOさんから 
「素晴らしいところですね。もう一度訪ねたいと思っています。」
とお礼のメールがあった。よかった・・・

2015.06.16 / Top↑
6月初旬、日本300名山にあと25に迫った相棒と一緒に、上信越の山に遊んだ。

日曜日の夕方、梅雨に入りそうな上信越に向けて大阪を出発。
名神道、中央道、長野道、上信越道、関越道を乗り継ぎ、水上ICで下車。
その晩は、土合(どあい)の谷川岳ロープウェイの乗場近くのパーキングホテルで宿泊。

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翌日、8時のロープウェイに乗って天神平、そのままリフトに乗って天神山へ
午後から雨になるとの予報から、楽ちん登山です。

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しばらく進んだところにある、名前に比して可愛い熊穴沢避難小屋

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天狗の留まり場には雪が残っていた。

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谷川岳に向けての急斜面は雪田になっている。
アイゼンは付けないが、キックステップで慎重に登る。

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天気は下り坂、肩の小屋は霧の中・・・

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トマノ耳を越え、谷川岳(1977m)ピークのオキノ耳

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予定では谷川岳~一ノ倉岳~蓬ヒュッテ(泊)~朝日岳~白門岳~土合と縦走するはずだった。
しかし、雨が降り出し、風も強くなってきたので、思い切って下山することにした。

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ロープウェイ乗り場近くまで来ると、天気もやや回復し、新緑がまぶしい。

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午後2時過ぎ、ロープウェイ駅に下山。
近くにある谷川岳山岳資料館に立ち寄った。
緑色の車は、歩行困難な客を一ノ倉沢のハイキングコースへ運ぶ電気自動車。
現在は無f料だが、近いうちに有料化し、一般客も運ぶそうだ。

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館内には、戦後のクライミングに重要な役割を果たした谷川岳と人、道具などが紹介されていた。

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そのあと車を走らせて谷川温泉の湯テルメで汗を流した。
緑に囲まれ、渓流の音を聞きながらの露天風呂・・・上州はあちこちに温泉があるから楽しい。

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そのあと、風呂で一緒だった地元の人に教えてもらった、精肉店が営むレストランへ
育風堂(IKUFUDO)とやらで、なんでも生ハムで有名だそうな。

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谷川岳は花の山としても有名だ。
薄紫が印象的なシラネアオイ

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ホソバヒナウスユキソウ・・谷川岳を代表する花のようだ。

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ハクサンイチゲ・・・もう咲いているんだとびっくり!

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タムシバ・・・今が盛りでした。

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2015.06.14 / Top↑
谷川岳から下山し、さて今日の宿はどこにしよう?
土合ステーションホテルが有名と聞いて、そうすることにした。

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土合駅は、地下にある駅(モグラ駅)で有名だ。
そういえば、谷川岳をめざす若者が地下駅に降り立つニュースを見たことがある。

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その地下駅はどこにあるん?そう思って通路を進んでいき、ここまで来てびっくり!!
何百メートル先までまっすぐに下りていく不気味な階段・・・まるで映画「ブレードランナー」の世界だ。

ここまで来て引き返すわけにかない。
462の階段を下りていった。

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途中で怖くなったが、勇気を振り絞って下まで下りていった。
その間約10分・・・上越線の下り線ホーム、東京方面の景色です。

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ちゃんと標識があります。トイレもあります。
汚水はどこに流すのだろうと思いながら、記念に借用した。

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ホームから階段を見ると、まるで核シェルター
昭和42年に新清水トンネルが開通し、上越線が複線化するに伴い、下り線ホームがトンネル内に設置された。以来、昭和57年に上越新幹線が開業するまで、東京から近く、ハイキング~岩登りまで幅広く楽しめる山・谷川岳の玄関口としてにぎわったようだ。
今は、鉄道ファンが訪れる駅としてひっそりと建っている。

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ホームにある解説板

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途中には、3カ所のベンチがある。
ちなみに、ベンチの反対側には、エスカレーター設置に備えてスペースが確保されている。
現在は、地下水がチョロチョロ音を立てながら流れる水路となっているが、今後もエスカレーターは設置されないだろう。

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462段を登っての感想・・・谷川岳に登るより厳しかった!(笑)

2015.06.13 / Top↑
上信越での2日目は、朝から雨のため、沼田の街、根利川沿いの南郷温泉を楽しんだ。
その晩は、2つ目の山・袈裟丸山の麓のフォレストホテルでテント泊。

袈裟丸山は、昨年の8月、西の利根川町側から登ろうとしたが、登山口が分からず断念した。
今年は、ルートをしっかり確かめて、無事に登山口に到着。

翌朝、5時半に登山開始。いきなりの階段です。
ガイドブックには急登とあるが、そんなに厳しくない。
よく手入れされた広葉樹の林を気持ちよく登っていきます。

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急坂を30分ぐらい登ると、郡界尾根にとりつく。
さらに30分近くで、前(まえ)袈裟丸山、後(あと)袈裟丸山が見えた。
この日は、後袈裟丸山、中袈裟丸山、奥袈裟丸山と踏んでいきます。

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広葉樹林の中の快適な尾根コースが続きます。

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8時、出発から2時間半で後袈裟丸山に到着

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後袈裟丸山~奥袈裟丸山は、一般登山者が少ないことから、ルートがはっきりせず迷いやすい。
何度もルートを外しながら、10時半、出発から5時間で奥袈裟丸山(1961m)に到着
周囲に百名山を何座も抱くが、残念ながら眺望は良くない。
相棒とIさんの記念撮影・・・

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登れそうな木を見つけて、北の山をパチリ
左が谷川朝日岳、右は尾瀬の燧ヶ岳
そのとき、枯れ木が折れて墜落・・・足と尻を打ってしまった。(笑)

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奥袈裟丸山からの帰路、正面に皇海山(すかいさん)、右に日光白根岳が見えた。

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後袈裟丸山を経由し、郡界尾根を通って、午後2時(出発から8時間半)に登山口に下山。

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もう一度南郷のしゃくなげの湯で汗を流した。

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向かいには、地域の有力者の家だったという文化財の「南郷の曲り屋」
沼田からも遠く離れた小さな村・・・高齢化が進み、かつての賑わいはないかもしれないが、落ち着いたいいところだ。
きっともう来ることはないだろうな・・そう思いながら、大阪へ急いだ。

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2015.06.12 / Top↑