今年も北海道の山に登りたい・・
3月に三度目の手術をしたけど、どれぐらい体力があるのだろう??
そんな思いが重なって、8月のお盆前に敦賀からフェリーに乗って苫小牧へ渡った。
めざすは、北海道にある日本百名山5座・・・
8/11夜、苫小牧から高速道で足寄へ、道の駅パーキングホテル泊
翌8/12、1時間強で雌阿寒岳の登山口、野中温泉へ

8時過ぎ、登山開始。
登山口には、雌阿寒岳の火山活動が活発なために、火口周辺の立ち入りが規制され、
七合目までしか行けないことが書かれていた。
やっぱり・・・と思いながら、林間を登っていきます。

登山者数をカウントする設備

約1時間半で七合目到着。
立ち入り禁止の看板・・・残念ですが、規制を破って立ち入ることはできません。
周囲はすっかりガスに覆われてしまった。

下山途中に、木の根に躓いたか、登山靴に引っかけたか、気づいたら前のめりに大転び。。
ザックの下敷きになった割には軽傷だったけど、左手の小指をねんざ・・
大事にならなくて良かった。気をつけよう!
約1時間で下山後、せっかくだからと、近くにあるオンネトーへ
雌阿寒岳の噴火によって川がせき止められてできたそうな。
雌阿寒岳、阿寒富士がきれいです。

次の目的地は、斜里岳・・・
午後の時間を観光にあてようと、北をめざすことにした。
摩周湖・・・はじめてです。
カルデラ湖であることがよく分かる。

そのまま網走まで行こうと北に向かっていたら、小清水原生花園が出てきた。
オホーツク海に沿って、冷涼地に咲く花が群生しているという。
ここで下車して、ぐるりと回ってみた。

???

ナデシコ

ハマナス
シーズンから一ヶ月は過ぎているらしいが、それでもいろいろな花を楽しめた。
夕刻も迫ってきたので、網走は次の機会にして、斜里岳方面へ戻った。

清里町にある道の駅「パパスランドさっつる」
なんでこんな名前??と思いながら、風呂で汗を流し、買って食べたトマトがうまかった。
この日も道の駅パーキングホテルと決めていたが、いっそ登山口まで・・と、
町営の「清岳荘」まで暗い夜道を走った。

3月に三度目の手術をしたけど、どれぐらい体力があるのだろう??
そんな思いが重なって、8月のお盆前に敦賀からフェリーに乗って苫小牧へ渡った。
めざすは、北海道にある日本百名山5座・・・
8/11夜、苫小牧から高速道で足寄へ、道の駅パーキングホテル泊
翌8/12、1時間強で雌阿寒岳の登山口、野中温泉へ

8時過ぎ、登山開始。
登山口には、雌阿寒岳の火山活動が活発なために、火口周辺の立ち入りが規制され、
七合目までしか行けないことが書かれていた。
やっぱり・・・と思いながら、林間を登っていきます。

登山者数をカウントする設備

約1時間半で七合目到着。
立ち入り禁止の看板・・・残念ですが、規制を破って立ち入ることはできません。
周囲はすっかりガスに覆われてしまった。

下山途中に、木の根に躓いたか、登山靴に引っかけたか、気づいたら前のめりに大転び。。
ザックの下敷きになった割には軽傷だったけど、左手の小指をねんざ・・
大事にならなくて良かった。気をつけよう!
約1時間で下山後、せっかくだからと、近くにあるオンネトーへ
雌阿寒岳の噴火によって川がせき止められてできたそうな。
雌阿寒岳、阿寒富士がきれいです。

次の目的地は、斜里岳・・・
午後の時間を観光にあてようと、北をめざすことにした。
摩周湖・・・はじめてです。
カルデラ湖であることがよく分かる。

そのまま網走まで行こうと北に向かっていたら、小清水原生花園が出てきた。
オホーツク海に沿って、冷涼地に咲く花が群生しているという。
ここで下車して、ぐるりと回ってみた。

???

ナデシコ

ハマナス
シーズンから一ヶ月は過ぎているらしいが、それでもいろいろな花を楽しめた。
夕刻も迫ってきたので、網走は次の機会にして、斜里岳方面へ戻った。

清里町にある道の駅「パパスランドさっつる」
なんでこんな名前??と思いながら、風呂で汗を流し、買って食べたトマトがうまかった。
この日も道の駅パーキングホテルと決めていたが、いっそ登山口まで・・と、
町営の「清岳荘」まで暗い夜道を走った。

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2015.08.25 / Top↑
8/13、清里町立の山小屋「清岳荘」で目を覚ました。
前夜7時半頃小屋に到着、車中泊のつもりだったけど、素泊まり2080円に惹かれて投宿。
清潔感ただよう小屋・・・
携帯トイレ、ストックのプロテクター使用などを呼びかけていたのも印象的だった。
朝5時、清岳荘出発・・

しばらく林間を歩くと、沢が出てくる。
斜里岳登山は、どちらかというと沢登り登山というべきか・・・

何回も徒渉し、滝を巻き、岩場を登っていく。
先を行くこの中年男性・・・かなり苦労していた。
ハッキリ言って、初級の岩登りや沢登りを経験してないと厳しい。

途中から、高山植物が出てきた。
ダイモンジソウ?

トリカブト

斜里岳へ続く稜線が見えてきた。

胸突き八丁・・・たしかに、フーフー

ミヤマオダマキ?

馬の背と名づけられた稜線で小休止
そこから約30分、8時過ぎに斜里岳に到着
急にガスがかかって、あたり一面・・五里霧中(笑)
ガスも出てきたし、遠くで雷も鳴り出したので、急いで下山
上二股からは、沢の旧道コースではなく、尾根沿いの新道コースを選んだ。
旧道の沢を下るのは、ベテランであってもかなり厳しい。
熊見峠まではどんどん登っていき、強くなった雨で濡れた身体と疲れた足には堪えた。
峠と思ってついたところは、眺望の良いピークだった。
日本語間違ってない???
熊がよく見えたのかもしれないが、できればお会いしたくない。

11時半、ほぼコースタイムどおりの6時間強で清岳荘に無事下山。
愛車ハスラーのまわりに駐車している車の数が朝よりも増えている。
やはり、60歳でリタイアーしてから山を始めた人も来る”猫も杓子も・・・”の百名山だ。

斜里岳の麓の清里町・・・
街並みがきれい、町営じゃがいも焼酎醸造所、町営牧場、町営の道の駅、ホテルがある。
どんな町かしらん?と役場に寄ってパンフレットをいただいた。
どうしても仕事の癖が出てしまう(笑)
「世界遺産に続く里・・知床と摩周湖をつなぎます」・・・お隣さんのいいところを活かしたいいキャッチだ。

「全国花のまちづくりNO.1のまち」に輝いた清里町中心部はこんな感じです。

遅くなってはいけないと、次の羅臼岳をめざして知床へ車を走らせた。
斜里町の市街地にある「世界遺産センター」

文字どおり世界遺産を紹介する環境省の施設だけど、展示が大雑把で内容に欠けるのでは・・

次に行った「知床自然センター」

施設のねらいが違うのだが、こちらは子どもにも分かりやすく、親しみやすいように感じた。
ここで北見のハッカを使った菓子を土産にゲット!

その裏にある「100平方メートル運動ハウス」

開拓跡地が乱開発されないように、藤谷町長が全国に訴えて始まった100平方メートルの買取運動は、日本のトラスト運動の草分けとして知られる。

そのあと、羅臼岳の登山口、イワウベツ川沿いの岩尾別温泉に向かった。
ホテル「地の涯(ちのはて)」で温泉(900円)に入った後、登山口の下見に行ったら、
話に聞いていた「木下小屋」があり、宿泊可能だという。
それで、ここに泊めてもらうことにした。(素泊まり2000円)

小屋のオーナーと管理を手伝っている友人さん
酒を飲みながら、知床について次のような話をしてくださった。
開拓放棄地が観光目的の企業に買われていたら、今頃大変なことになっていただろうな。
俺も100平方メートル一口寄付したけど。
世界遺産にある素朴で安いのがいいのか、欧米人がよく小屋に泊まりに来るけど、
ゴミや濡れた服を部屋に散らかして帰るなどマナーが悪いのもいるよ。
熊はもともとやさしい生き物のようだよ。知床は稀に見る熊と人との共生地だけど、
接近しすぎるカメラマン、餌をやる観光客などで壊れかけてるね。

小屋は涼しかったけど、蚊とイビキで、日付が変わっても寝付かれなかった。
明日の羅臼岳は、今回の山旅一番の難関になるはず・・・大丈夫だろうか?
前夜7時半頃小屋に到着、車中泊のつもりだったけど、素泊まり2080円に惹かれて投宿。
清潔感ただよう小屋・・・
携帯トイレ、ストックのプロテクター使用などを呼びかけていたのも印象的だった。
朝5時、清岳荘出発・・

しばらく林間を歩くと、沢が出てくる。
斜里岳登山は、どちらかというと沢登り登山というべきか・・・

何回も徒渉し、滝を巻き、岩場を登っていく。
先を行くこの中年男性・・・かなり苦労していた。
ハッキリ言って、初級の岩登りや沢登りを経験してないと厳しい。

途中から、高山植物が出てきた。
ダイモンジソウ?

トリカブト

斜里岳へ続く稜線が見えてきた。

胸突き八丁・・・たしかに、フーフー

ミヤマオダマキ?

馬の背と名づけられた稜線で小休止
そこから約30分、8時過ぎに斜里岳に到着
急にガスがかかって、あたり一面・・五里霧中(笑)
ガスも出てきたし、遠くで雷も鳴り出したので、急いで下山
上二股からは、沢の旧道コースではなく、尾根沿いの新道コースを選んだ。
旧道の沢を下るのは、ベテランであってもかなり厳しい。
熊見峠まではどんどん登っていき、強くなった雨で濡れた身体と疲れた足には堪えた。
峠と思ってついたところは、眺望の良いピークだった。
日本語間違ってない???
熊がよく見えたのかもしれないが、できればお会いしたくない。

11時半、ほぼコースタイムどおりの6時間強で清岳荘に無事下山。
愛車ハスラーのまわりに駐車している車の数が朝よりも増えている。
やはり、60歳でリタイアーしてから山を始めた人も来る”猫も杓子も・・・”の百名山だ。

斜里岳の麓の清里町・・・
街並みがきれい、町営じゃがいも焼酎醸造所、町営牧場、町営の道の駅、ホテルがある。
どんな町かしらん?と役場に寄ってパンフレットをいただいた。
どうしても仕事の癖が出てしまう(笑)
「世界遺産に続く里・・知床と摩周湖をつなぎます」・・・お隣さんのいいところを活かしたいいキャッチだ。

「全国花のまちづくりNO.1のまち」に輝いた清里町中心部はこんな感じです。

遅くなってはいけないと、次の羅臼岳をめざして知床へ車を走らせた。
斜里町の市街地にある「世界遺産センター」

文字どおり世界遺産を紹介する環境省の施設だけど、展示が大雑把で内容に欠けるのでは・・

次に行った「知床自然センター」

施設のねらいが違うのだが、こちらは子どもにも分かりやすく、親しみやすいように感じた。
ここで北見のハッカを使った菓子を土産にゲット!

その裏にある「100平方メートル運動ハウス」

開拓跡地が乱開発されないように、藤谷町長が全国に訴えて始まった100平方メートルの買取運動は、日本のトラスト運動の草分けとして知られる。

そのあと、羅臼岳の登山口、イワウベツ川沿いの岩尾別温泉に向かった。
ホテル「地の涯(ちのはて)」で温泉(900円)に入った後、登山口の下見に行ったら、
話に聞いていた「木下小屋」があり、宿泊可能だという。
それで、ここに泊めてもらうことにした。(素泊まり2000円)

小屋のオーナーと管理を手伝っている友人さん
酒を飲みながら、知床について次のような話をしてくださった。
開拓放棄地が観光目的の企業に買われていたら、今頃大変なことになっていただろうな。
俺も100平方メートル一口寄付したけど。
世界遺産にある素朴で安いのがいいのか、欧米人がよく小屋に泊まりに来るけど、
ゴミや濡れた服を部屋に散らかして帰るなどマナーが悪いのもいるよ。
熊はもともとやさしい生き物のようだよ。知床は稀に見る熊と人との共生地だけど、
接近しすぎるカメラマン、餌をやる観光客などで壊れかけてるね。

小屋は涼しかったけど、蚊とイビキで、日付が変わっても寝付かれなかった。
明日の羅臼岳は、今回の山旅一番の難関になるはず・・・大丈夫だろうか?
2015.08.24 / Top↑
8月14日、前夜お世話になった木下小屋を5時に出発。
蚊とイビキで久しぶりの睡眠不足・・・大丈夫だろうか?

針葉樹の快適な道を登ってきます。

1時間も登ると、北にオホーツクの海が見えてきた。

またしばらく登ると、うぉー・・・東に知床連山が見えてきた。
10年前に相棒と硫黄岳まで縦走する計画を立てて断念したが、硫黄岳はどれだろう?

3時間ばかり歩くと、大沢が見えてきた。
沢には遅くまで雪渓が残ってやや危険なだけでなく、冷たい雪を求めて熊がやってくる。
少しだけ緊張・・・

雪どけが遅いから、八月の中旬だというのに、春夏の花がまだ見られます。
エゾツガザクラ?

エゾコザクラ?

へっぴり腰で雪渓を登ってくる女性

チングルマ

エゾツツジの群生

チシマギキョウ?

平坦な羅臼平に到着・・・羅臼岳が見えてきました!

ハイマツ帯を通り抜けると、羅臼岳への急な登りが始まります。
9時、羅臼岳に到着!

知床連山です。
晴れてくれて有り難う!!

オホーツク海

12時、コースタイムより1時間短い7時間で岩尾別温泉に下山
木下小屋でお礼の挨拶をして、ホテル「地の涯」の奥にある露天風呂(無料)に入った。
ここでも自撮りをしたが、これはお見せできない。

次の目的地は十勝岳
300kmは十分あるので、遅れてはならないと、去りがたい気持ちを抑えて知床を出発。
南に前日登った斜里岳が、この日はくっきりと姿を見せてくれた.

東に知床の山々

一般道を走っていると、あちこちに北海道らしい風景が出てくるので、何回も下車してパチリ!

斜里町、美幌町、北見市、遠軽町と初めての道を走り、旭川紋別自動車道(無料)に乗った。
5~6時間くらい走ったろうか、暗くなってから美瑛駅の近くにある道の駅「丘のくら」に到着。
この日の宿は、丘のくらパーキングホテルとしました。
途中買ってきたセブンイレブンの冷やし中華がうまい・・北海道に来たというのに(涙)
車のシートを倒し、ザックを枕に・・・おやすみなさい

蚊とイビキで久しぶりの睡眠不足・・・大丈夫だろうか?

針葉樹の快適な道を登ってきます。

1時間も登ると、北にオホーツクの海が見えてきた。

またしばらく登ると、うぉー・・・東に知床連山が見えてきた。
10年前に相棒と硫黄岳まで縦走する計画を立てて断念したが、硫黄岳はどれだろう?

3時間ばかり歩くと、大沢が見えてきた。
沢には遅くまで雪渓が残ってやや危険なだけでなく、冷たい雪を求めて熊がやってくる。
少しだけ緊張・・・

雪どけが遅いから、八月の中旬だというのに、春夏の花がまだ見られます。
エゾツガザクラ?

エゾコザクラ?

へっぴり腰で雪渓を登ってくる女性

チングルマ

エゾツツジの群生

チシマギキョウ?

平坦な羅臼平に到着・・・羅臼岳が見えてきました!

ハイマツ帯を通り抜けると、羅臼岳への急な登りが始まります。
9時、羅臼岳に到着!

知床連山です。
晴れてくれて有り難う!!

オホーツク海

12時、コースタイムより1時間短い7時間で岩尾別温泉に下山
木下小屋でお礼の挨拶をして、ホテル「地の涯」の奥にある露天風呂(無料)に入った。
ここでも自撮りをしたが、これはお見せできない。

次の目的地は十勝岳
300kmは十分あるので、遅れてはならないと、去りがたい気持ちを抑えて知床を出発。
南に前日登った斜里岳が、この日はくっきりと姿を見せてくれた.

東に知床の山々

一般道を走っていると、あちこちに北海道らしい風景が出てくるので、何回も下車してパチリ!

斜里町、美幌町、北見市、遠軽町と初めての道を走り、旭川紋別自動車道(無料)に乗った。
5~6時間くらい走ったろうか、暗くなってから美瑛駅の近くにある道の駅「丘のくら」に到着。
この日の宿は、丘のくらパーキングホテルとしました。
途中買ってきたセブンイレブンの冷やし中華がうまい・・北海道に来たというのに(涙)
車のシートを倒し、ザックを枕に・・・おやすみなさい

2015.08.23 / Top↑
8月15日、終戦記念日・・・
朝5時、美瑛の道の駅「丘のくら」のパーキングホテルで目を覚ました。
食事もとらずに、美瑛川に沿ったまっすぐな道をひたすら走った。
ここが噂に聞く望岳台・・・正面の十勝岳からは噴煙が昇っている。
駐車場で準備をしたのち、6時過ぎに出発。

ガレ場の中に登山道が延びている。
花らしい花は、リンドウだけ・・・殺風景な景色が広がります。

しばらく登ると、北に連山が見えてきた。
もしかして大雪山系?? 高いのが旭岳?? 尖ったのは忠別岳??

約1時間で十勝岳避難小屋に到着・・噴火の際などにこの小屋は大切だろう。
ここで追いついてきた横浜から来たという同年配の男性としばらく話す。
昨日は幌尻岳を登ったが、シャトルバスや小屋の予約などで大変だったとの話。
僕たちが10年前に登ったときからずいぶん事情が変わっている。

話し終わると男性は、平気の平太で軽やかにガレ場を登っていく。
追いつこうとするが、どんどん離される・・・まいりました。

しばらく登ると、北に美瑛岳、美瑛富士が見えてきた。
余裕があればぐるりと縦走して下ろうと思っていたけど、やっぱり遠そうだ。

2時間ばかり登ると、荒々しい噴火口が見えてきた。

南には、富良野岳・・・
彫塑のような立体的な形が美しい!!

9時、約3時間で十勝岳に到着
東を見ると、新得町側の尾根が続いている。
尖ったのは下ホロカメットク山のようです。

美瑛町から旭川方面は、ぷかぷか浮いたような雲の下です。
ここ数ヶ月、登れるうちに・・・と、ひそかに日本百名山ねらいを決心した。
そこで気になることがあった。一日目の雌阿寒岳の七合目で下りてきたことだ。
相棒に確かめると、隣の阿寒富士に登って雌阿寒岳を眺め、雌阿寒岳登頂の代わりとする・・・
これが百名山をめざす人々の暗黙のルールらしい。
うーん、まいったまいった・・・
時間と体力に余裕があれば、美瑛岳、美瑛富士へと縦走するつもりだったけど、
阿寒富士に戻って登ろう・・・十勝岳の頂上で決心した。
そう思うと、走るように十勝岳を下った。

11時頃に望岳台へ下山。
阿寒富士へ戻るといいながらも時間はまだある。
せっかくだからと美瑛の駅前を散策することにした。
女性好み風に整備された美瑛の駅前には、観光客がいっぱい・・・
言葉や服装から中国系と思われる人々も多かった。
数年前に美瑛を舞台にしたドラマが放映され、撮影地を訪れるツアーが人気なのだとか。
「店の中で買ったばかりの菓子を食べるなどマナーは良くないよ」
と女性店主が言っていたけど、売り上げには満足しているようだった。

一度行きたいと思っていた旭山動物園にも寄ってみた。
この日の旭川は30度以上はあったのか、暑い、暑い・・・
人がいっぱい、中国系観光客もいっぱい・・・

有名なホッキョクグマもぐったり
飛び込んで、あの有名な水中シーンを見せてくれー・・・

旭川からふたたび旭川紋別自動車道に乗り、阿寒富士をめざした。
上川のICを出て上士幌町、足寄へと下る予定が、上川で降り損ねてしまった。
それで、遠軽まで行って南下することにした。
西留辺蘂(にしるべしべ)のローソンでケチャップたっぷりのスパゲッティを購入。
北海道まで来て何を食ってんだ・・・と思ったが、空き腹に美味しかったこと。
置戸町から陸別町へ
ナビどおりに走っていたら、陸別町からは約30分間、山の中のオフロードとなった。
こんなところでパンクでもしたらどうなる?

旭川から4~5時間走っただろうか、夜8時頃にオンネトー湖畔にある国設野営場に無事到着
シートを倒して阿寒フォレストホテルの宿泊者になりました。
朝5時、美瑛の道の駅「丘のくら」のパーキングホテルで目を覚ました。
食事もとらずに、美瑛川に沿ったまっすぐな道をひたすら走った。
ここが噂に聞く望岳台・・・正面の十勝岳からは噴煙が昇っている。
駐車場で準備をしたのち、6時過ぎに出発。

ガレ場の中に登山道が延びている。
花らしい花は、リンドウだけ・・・殺風景な景色が広がります。

しばらく登ると、北に連山が見えてきた。
もしかして大雪山系?? 高いのが旭岳?? 尖ったのは忠別岳??

約1時間で十勝岳避難小屋に到着・・噴火の際などにこの小屋は大切だろう。
ここで追いついてきた横浜から来たという同年配の男性としばらく話す。
昨日は幌尻岳を登ったが、シャトルバスや小屋の予約などで大変だったとの話。
僕たちが10年前に登ったときからずいぶん事情が変わっている。

話し終わると男性は、平気の平太で軽やかにガレ場を登っていく。
追いつこうとするが、どんどん離される・・・まいりました。

しばらく登ると、北に美瑛岳、美瑛富士が見えてきた。
余裕があればぐるりと縦走して下ろうと思っていたけど、やっぱり遠そうだ。

2時間ばかり登ると、荒々しい噴火口が見えてきた。

南には、富良野岳・・・
彫塑のような立体的な形が美しい!!

9時、約3時間で十勝岳に到着
東を見ると、新得町側の尾根が続いている。
尖ったのは下ホロカメットク山のようです。

美瑛町から旭川方面は、ぷかぷか浮いたような雲の下です。
ここ数ヶ月、登れるうちに・・・と、ひそかに日本百名山ねらいを決心した。
そこで気になることがあった。一日目の雌阿寒岳の七合目で下りてきたことだ。
相棒に確かめると、隣の阿寒富士に登って雌阿寒岳を眺め、雌阿寒岳登頂の代わりとする・・・
これが百名山をめざす人々の暗黙のルールらしい。
うーん、まいったまいった・・・
時間と体力に余裕があれば、美瑛岳、美瑛富士へと縦走するつもりだったけど、
阿寒富士に戻って登ろう・・・十勝岳の頂上で決心した。
そう思うと、走るように十勝岳を下った。

11時頃に望岳台へ下山。
阿寒富士へ戻るといいながらも時間はまだある。
せっかくだからと美瑛の駅前を散策することにした。
女性好み風に整備された美瑛の駅前には、観光客がいっぱい・・・
言葉や服装から中国系と思われる人々も多かった。
数年前に美瑛を舞台にしたドラマが放映され、撮影地を訪れるツアーが人気なのだとか。
「店の中で買ったばかりの菓子を食べるなどマナーは良くないよ」
と女性店主が言っていたけど、売り上げには満足しているようだった。

一度行きたいと思っていた旭山動物園にも寄ってみた。
この日の旭川は30度以上はあったのか、暑い、暑い・・・
人がいっぱい、中国系観光客もいっぱい・・・

有名なホッキョクグマもぐったり
飛び込んで、あの有名な水中シーンを見せてくれー・・・

旭川からふたたび旭川紋別自動車道に乗り、阿寒富士をめざした。
上川のICを出て上士幌町、足寄へと下る予定が、上川で降り損ねてしまった。
それで、遠軽まで行って南下することにした。
西留辺蘂(にしるべしべ)のローソンでケチャップたっぷりのスパゲッティを購入。
北海道まで来て何を食ってんだ・・・と思ったが、空き腹に美味しかったこと。
置戸町から陸別町へ
ナビどおりに走っていたら、陸別町からは約30分間、山の中のオフロードとなった。
こんなところでパンクでもしたらどうなる?

旭川から4~5時間走っただろうか、夜8時頃にオンネトー湖畔にある国設野営場に無事到着
シートを倒して阿寒フォレストホテルの宿泊者になりました。
2015.08.22 / Top↑
8月16日、雌阿寒岳のリベンジの日です。
国設野営場だけあって立派な管理棟です。

朝5時、登山口を出発

いきなりの階段

針葉樹林と苔が美しい

足寄方面?は雲の下

樹林帯を抜けると高山植物が出てきた。
イワブクロ

チシマギキョウ

雌阿寒岳と阿寒富士の分岐まで来ると、雌阿寒岳の噴煙が見えてきた。

2時間強で阿寒富士に到着
雌阿寒岳は、小ぶりながら、なかなか迫力ある山です。

北に位置する雄阿寒岳は雲の中

分岐まで下ってくると、雌阿寒岳の噴煙がまっすぐ昇って、ますますの迫力です。

オンネトーがハッキリ見えた。

9時過ぎ、約4時間で登山口に下山、野中温泉で汗を流した。
木の浴槽がひとつあるだけの素朴な温泉
硫黄のにおいと湯ノ花、料金の200円を含めて、お薦めの温泉です。

翌日の後方羊蹄山の麓の真狩村までは約400km
時間もあるので一般道を走ることにして、11時に阿寒を出発。
急ぐつもりが、足寄までの道沿いでトウモロコシをいただいた。
店主の息子嫁&友達と雑談・・・
「中学校が統合されたのでバスで40分かけて通っていた。
時間がかかるのは、バスが生徒の家の前で一軒一軒停まるから。
大学は札幌か帯広。出たままの人が多いけど、帰ってくる人もいるよ。」
・・・やっぱり北海道は違うな

道の駅「あしょろ銀河ホール21」は、2004年に廃止された北海道ちほく高原鉄道
「ふるさと銀河線」の足寄駅を利用し、松山千春コーナーなどを加えてできた施設。

千春の「大空と大地の中で」がずーっと鳴る中で食べた味噌ラーメンが美味しかった。

帯広の町を抜け、日勝峠を越え、日高町へ
日高町は、帯広、旭川、札幌、苫小牧を結ぶ幹線道路の交差点。
道の駅「樹海ロード日高」は、町役場、郵便局、コンビニ、日高山岳博物館と一体的に整備されている。

振内(ふれない)にあった鉄道博物館。
北海道のあちこちで、かつて主要な移動手段だった鉄道が廃止されている。
車に取って代わられたとはいえ、地域に与えた影響は大きいだろう。

ここがきっと最後のコンビニ!と思った苫小牧のセブンイレブンで休憩
夕飯の冷麺、翌日の食料をゲット
北海道まで来てなんで冷麺・・・と思うけど、なんとも美味しいこと。

11時頃、真狩村の羊蹄山自然公園内の国設野営場に到着
阿寒からだと、約400kmを休憩時間を入れて約12時間走ったことになる。、
よく頑張りましたというか、ようやる・・・(笑)
シートを倒して、パーキングホテルの宿泊者になりました。
国設野営場だけあって立派な管理棟です。

朝5時、登山口を出発

いきなりの階段

針葉樹林と苔が美しい

足寄方面?は雲の下

樹林帯を抜けると高山植物が出てきた。
イワブクロ

チシマギキョウ

雌阿寒岳と阿寒富士の分岐まで来ると、雌阿寒岳の噴煙が見えてきた。

2時間強で阿寒富士に到着
雌阿寒岳は、小ぶりながら、なかなか迫力ある山です。

北に位置する雄阿寒岳は雲の中

分岐まで下ってくると、雌阿寒岳の噴煙がまっすぐ昇って、ますますの迫力です。

オンネトーがハッキリ見えた。

9時過ぎ、約4時間で登山口に下山、野中温泉で汗を流した。
木の浴槽がひとつあるだけの素朴な温泉
硫黄のにおいと湯ノ花、料金の200円を含めて、お薦めの温泉です。

翌日の後方羊蹄山の麓の真狩村までは約400km
時間もあるので一般道を走ることにして、11時に阿寒を出発。
急ぐつもりが、足寄までの道沿いでトウモロコシをいただいた。
店主の息子嫁&友達と雑談・・・
「中学校が統合されたのでバスで40分かけて通っていた。
時間がかかるのは、バスが生徒の家の前で一軒一軒停まるから。
大学は札幌か帯広。出たままの人が多いけど、帰ってくる人もいるよ。」
・・・やっぱり北海道は違うな

道の駅「あしょろ銀河ホール21」は、2004年に廃止された北海道ちほく高原鉄道
「ふるさと銀河線」の足寄駅を利用し、松山千春コーナーなどを加えてできた施設。

千春の「大空と大地の中で」がずーっと鳴る中で食べた味噌ラーメンが美味しかった。

帯広の町を抜け、日勝峠を越え、日高町へ
日高町は、帯広、旭川、札幌、苫小牧を結ぶ幹線道路の交差点。
道の駅「樹海ロード日高」は、町役場、郵便局、コンビニ、日高山岳博物館と一体的に整備されている。

振内(ふれない)にあった鉄道博物館。
北海道のあちこちで、かつて主要な移動手段だった鉄道が廃止されている。
車に取って代わられたとはいえ、地域に与えた影響は大きいだろう。

ここがきっと最後のコンビニ!と思った苫小牧のセブンイレブンで休憩
夕飯の冷麺、翌日の食料をゲット
北海道まで来てなんで冷麺・・・と思うけど、なんとも美味しいこと。

11時頃、真狩村の羊蹄山自然公園内の国設野営場に到着
阿寒からだと、約400kmを休憩時間を入れて約12時間走ったことになる。、
よく頑張りましたというか、ようやる・・・(笑)
シートを倒して、パーキングホテルの宿泊者になりました。
2015.08.21 / Top↑