3つめに訪問したロンドン郊外のニュータウンは、
最後に開発され、そしてもっとも成功したニュータウンと言われているミルトンキーンズ。
Photo:ミルトンキーンズの駅前広場

この街は、グリッドシステムという、従来の街と大きく異なる考えでつくられている。
各住区は幅員100mもある格子状の幹線道路で仕切られている。
車は、Round about と呼ばれるサークル状の信号なしの交差点でスムーズに方向転換できる。
幹線道路と住区は、緑地で仕切られ、道路から住宅はほとんど見えない。
住区ごとにローカルセンター(近隣センターとは呼ばない)がある。
街の中央に1km四方はある巨大なセンター(センターはここだけ)がある。
Photo:広大なセンター地区

先端技術を中心とする様々なグローバル企業が立地している。
人口は約16万人、うち35歳以下が50%と若い街であり、若者の70%が街にとどまる。
周辺地域だけでなく、ロンドンからも通勤する人が多い。
人口増に対応するために、新たに3カ所の開発を計画している。
Photo:若年世代向けの新しい集合住宅

今回の視察旅行は、千里ニュータウンの再生の参考にしようと行ったが、
いずれのニュータウンも依然、拡大が進められており、当初の予想とイメージは崩れた。
ただ、ミルトーンキーンズでは、5住区で再生が始められようとしている。
そのうち、センターに近いフィッシャーミードでは、コミュニティカフェが成功している。
住民の交流の場だけでなく、放課後のこどもの活動の場、IT教育の場としても活用され、
大学生が運営に参加しているなど、千里の「ひがしまち街角広場」に似ている点が興味深かった。
Photo:再生が必要とされている初期の集合住宅(そう見えないが・・)

住民参加は、ここでも計画づくりが中心である。
住民の意見を集約するために、最初に3回程度のワークショップが開催される。
参加者の多くは、高齢層であり、回数を重ねるごとに人数が50→30→10人と減る。
このあたりは、日本と同様である点が面白かった。
Photo:開発計画の案内板

Photo:水路に浮かぶナローボート

広大な緑地の管理は、行政ではなくPark trustというチャリティ団体が行っている。
午前中の説明と案内は、ミルトンキーンズの街の案内、街や環境の教育プログラムの開発と実践などを行っているチャリティ団体(CDC)が行っている。
・・・・
Photo:旧集落の民家

書き出したら止まらないほどの情報をもらったが、これらはいずれ整理したい。
このあと、ロンドンの中心地・ピカデリーサーカスで英国風家庭料理をいただき、
ホテルの近くのパブの雰囲気を味わい、翌日、ストックホルムへ出発した。
Photo:ロンドンの地下鉄駅のライブコーナー

Photo:若者で賑わうピカデリーサーカス

Photo:イギリス家庭料理の店で出てきたイタリア料理

今日は、ストックホルムの3日目
これから空港に向かい、ヘルシンキ経由で帰路につきます。
つづきは、大阪で、では・・・See you !
最後に開発され、そしてもっとも成功したニュータウンと言われているミルトンキーンズ。
Photo:ミルトンキーンズの駅前広場

この街は、グリッドシステムという、従来の街と大きく異なる考えでつくられている。
各住区は幅員100mもある格子状の幹線道路で仕切られている。
車は、Round about と呼ばれるサークル状の信号なしの交差点でスムーズに方向転換できる。
幹線道路と住区は、緑地で仕切られ、道路から住宅はほとんど見えない。
住区ごとにローカルセンター(近隣センターとは呼ばない)がある。
街の中央に1km四方はある巨大なセンター(センターはここだけ)がある。
Photo:広大なセンター地区

先端技術を中心とする様々なグローバル企業が立地している。
人口は約16万人、うち35歳以下が50%と若い街であり、若者の70%が街にとどまる。
周辺地域だけでなく、ロンドンからも通勤する人が多い。
人口増に対応するために、新たに3カ所の開発を計画している。
Photo:若年世代向けの新しい集合住宅

今回の視察旅行は、千里ニュータウンの再生の参考にしようと行ったが、
いずれのニュータウンも依然、拡大が進められており、当初の予想とイメージは崩れた。
ただ、ミルトーンキーンズでは、5住区で再生が始められようとしている。
そのうち、センターに近いフィッシャーミードでは、コミュニティカフェが成功している。
住民の交流の場だけでなく、放課後のこどもの活動の場、IT教育の場としても活用され、
大学生が運営に参加しているなど、千里の「ひがしまち街角広場」に似ている点が興味深かった。
Photo:再生が必要とされている初期の集合住宅(そう見えないが・・)

住民参加は、ここでも計画づくりが中心である。
住民の意見を集約するために、最初に3回程度のワークショップが開催される。
参加者の多くは、高齢層であり、回数を重ねるごとに人数が50→30→10人と減る。
このあたりは、日本と同様である点が面白かった。
Photo:開発計画の案内板

Photo:水路に浮かぶナローボート

広大な緑地の管理は、行政ではなくPark trustというチャリティ団体が行っている。
午前中の説明と案内は、ミルトンキーンズの街の案内、街や環境の教育プログラムの開発と実践などを行っているチャリティ団体(CDC)が行っている。
・・・・
Photo:旧集落の民家

書き出したら止まらないほどの情報をもらったが、これらはいずれ整理したい。
このあと、ロンドンの中心地・ピカデリーサーカスで英国風家庭料理をいただき、
ホテルの近くのパブの雰囲気を味わい、翌日、ストックホルムへ出発した。
Photo:ロンドンの地下鉄駅のライブコーナー

Photo:若者で賑わうピカデリーサーカス

Photo:イギリス家庭料理の店で出てきたイタリア料理

今日は、ストックホルムの3日目
これから空港に向かい、ヘルシンキ経由で帰路につきます。
つづきは、大阪で、では・・・See you !
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2010.09.22 / Top↑
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