写真を撮る目的で、京都府福知山市に隣接する丹波市市島町を案内してもらった。

市島町は、扇状地の地形をしており、竹田川の支川に沿って奥まで平地がのびている。
そして、ここ前山地区も昔ながらの美しい田舎の風景がまだ残っている。

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谷が尽き、林道に入るところにお坊さんの像があり、脇に「狸穴名水」とある。
昔、のどが渇いたお坊さんに、水の乏しい地区の老婆が一杯の水を与えた。
そのお坊さん(実は弘法大師)は、お礼にと、杖で地面をついて水を出した。
それ以来、この水は涸れることがなく、地区を潤したとの言い伝えがあるようだ。

この林道を上れば、市島町で一番高い五台山に至る。

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国道に戻り、福知山方面へ車を走らせると、立派なグラウンドが見えてきた。
テントをかぶせた全天候型のゲートボール場がアクセントになって、印象的だ。
旧市島町時代に、町民の健康づくりのためにとつくった施設のようだ。

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江戸末~明治の初め、大野唯四郎は私財をなげうって、棄児・孤児愛育救済事業を実施した。
木額「愛育」は、そのときに書かれたもの
大野唯四郎は、市島町の教育を語る上で欠かせない人物のようだ。

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市島町竹田の国道沿いに、銘酒「小鼓」で有名な西山酒造がある。
その屋敷は、酒蔵とともに実に立派だ。
昔から、多くの文人が訪れ、滞在したようだ。

ほんの数時間の写真撮影を兼ねたドライブだったが、奥丹波で人々が
ていねいに重ねてきた暮らしの歴史をかいま見たような気がして、
不良中年は、ますます丹波が好きになってしまった(笑)。

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2011.11.12 / Top↑
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