海の日の3連休を使って、北アルプスの剱岳(2999m)周辺に遊ぼう!
そう思って、少し早めの夏山プランを立てた。
1日目:大阪-富山-上市-馬場島(泊)
2日目:馬場島-早月小屋-剱岳-剣沢(泊)
3日目:剣沢-真砂沢-仙人峠-阿曽原(泊)
4日目:阿曽原-欅平-宇奈月-富山-大阪
相棒の都合がつかないので、安全にやや不安はあるものの、今回は単独行と決めた。
剱岳は過去登っているが、早月尾根(標高差2000m、9時間)は初めてのコース。
ややハードだが、夕方4時には目的地に到着できる、余裕のあるプランと思っていた。
ただ問題は、北陸~東北の天気予報に雨マークがあること。梅雨が明けていないのだ。
Photo:富山電鉄富山駅

これまで利用した夜行列車が廃止されたので、昼の日中、サンダーバードで富山へ。
新幹線の建設が進む富山駅で富山電鉄に乗り換え、上市へ・・
上市でタクシーに乗り、剱岳の北の登山基地・馬場島に2時半に到着。
馬場島荘は、約10年前に建て替えられた公営の施設のようだ。
今晩は、ここにお世話になる。
Photo:馬場島荘

登山客でごった返していると思ったら、私一人・・どうやら貸し切り状態。
雨マークのついた天気予報に敏感に反応したのだろう。
宿の主人は、「今年はまだほとんど入っていないよ」
「明日中に剱沢に降りるんなら、出発は4時でないと・・」
「早月小屋の上部、2400mから上は雪が多くて迷いやすいよ」と、攻めてくる。
早月小屋に電話を入れると、「ピッケルがないと無理ですよ」とあっさり言われてしまった。
Photo:小屋の向こうに剱岳が見えるはずだが・・

やれやれ、るんるんの夏山を想定してきたのに、これでは冬山だ。
おまけに外は、だんだんガスってきた。
夕方の天気予報は、3日間雨だと言っている。
明日は、早月小屋(2200m、5.5時間)まで行って、降りてこよう。
そう言い聞かせながら、噂に聞く馬場島荘の山の幸・海の幸をいただいた。
メインのトンカツは、私にはちょっと負担だったが(笑)

夜中、激しい雨の音で目が覚めた。夜が明けても収まる気配はない。
今回はやめて、このまま下ろう。
私のために5時に準備された朝食をいただきながら、そう決めた。
島根から朝着いた登山者に乗せてもらい、上市へ・・
そのあと、富山市の隣・舟橋村に住む友人夫妻を訪ねて、しばし歓談。
富山のおいしい蕎麦をいただいて、夕方6時には大阪に着いた。
パンフレットの「剱岳・早月尾根」は、恐ろしいほどのパワーで迫ってくる。
この山は、やはり他の山とは違う・・・
今回は幻に終わったが、また登ろう。
蒸しかえる大阪に着いて、そう思った。

そう思って、少し早めの夏山プランを立てた。
1日目:大阪-富山-上市-馬場島(泊)
2日目:馬場島-早月小屋-剱岳-剣沢(泊)
3日目:剣沢-真砂沢-仙人峠-阿曽原(泊)
4日目:阿曽原-欅平-宇奈月-富山-大阪
相棒の都合がつかないので、安全にやや不安はあるものの、今回は単独行と決めた。
剱岳は過去登っているが、早月尾根(標高差2000m、9時間)は初めてのコース。
ややハードだが、夕方4時には目的地に到着できる、余裕のあるプランと思っていた。
ただ問題は、北陸~東北の天気予報に雨マークがあること。梅雨が明けていないのだ。
Photo:富山電鉄富山駅

これまで利用した夜行列車が廃止されたので、昼の日中、サンダーバードで富山へ。
新幹線の建設が進む富山駅で富山電鉄に乗り換え、上市へ・・
上市でタクシーに乗り、剱岳の北の登山基地・馬場島に2時半に到着。
馬場島荘は、約10年前に建て替えられた公営の施設のようだ。
今晩は、ここにお世話になる。
Photo:馬場島荘

登山客でごった返していると思ったら、私一人・・どうやら貸し切り状態。
雨マークのついた天気予報に敏感に反応したのだろう。
宿の主人は、「今年はまだほとんど入っていないよ」
「明日中に剱沢に降りるんなら、出発は4時でないと・・」
「早月小屋の上部、2400mから上は雪が多くて迷いやすいよ」と、攻めてくる。
早月小屋に電話を入れると、「ピッケルがないと無理ですよ」とあっさり言われてしまった。
Photo:小屋の向こうに剱岳が見えるはずだが・・

やれやれ、るんるんの夏山を想定してきたのに、これでは冬山だ。
おまけに外は、だんだんガスってきた。
夕方の天気予報は、3日間雨だと言っている。
明日は、早月小屋(2200m、5.5時間)まで行って、降りてこよう。
そう言い聞かせながら、噂に聞く馬場島荘の山の幸・海の幸をいただいた。
メインのトンカツは、私にはちょっと負担だったが(笑)

夜中、激しい雨の音で目が覚めた。夜が明けても収まる気配はない。
今回はやめて、このまま下ろう。
私のために5時に準備された朝食をいただきながら、そう決めた。
島根から朝着いた登山者に乗せてもらい、上市へ・・
そのあと、富山市の隣・舟橋村に住む友人夫妻を訪ねて、しばし歓談。
富山のおいしい蕎麦をいただいて、夕方6時には大阪に着いた。
パンフレットの「剱岳・早月尾根」は、恐ろしいほどのパワーで迫ってくる。
この山は、やはり他の山とは違う・・・
今回は幻に終わったが、また登ろう。
蒸しかえる大阪に着いて、そう思った。

スポンサーサイト
2013.07.14 / Top↑
| Home |