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姪の結婚式に田舎に帰った。
僕の田舎は、中国山地に囲まれた城下町津○。

会場は出雲大社分院・・・、式が始まります。
2礼、4拍手、2礼・・・、普通は、2礼、2拍手、1礼かなー、
出雲大社の神様は、2倍要求するようです。

「アライン、タマイン・・・、キヨメン、タマイン・・・」
洗いたまえ、清めたまえなはずだけど・・・、
最後に「ン」をつけるのが妙に気になり、吹き出しそうに・・・。
♪ぴーひゃららー・・・♪
しかも、神主は、右手で雅楽のボリュームを調節しながら祝詞をあげています。

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披露宴が始まります。

入場の曲は、小田和正の「きら、きら」・・・、
うーん、いい曲、いやがおうでも雰囲気が盛り上がります。
でも、いつからこんなオジさんの曲が使われるようになったの?

主賓の挨拶は、「夫婦円満のためには、家の外では亭主関白、家の中ではカカア天下であれ・・・」
のような内容・・・、だいぶ場数を踏んでいらっしゃるようです。

ケーキカットの時は、竹内まりやの、例の鼻にかかった・・・、定番ですね。

親族代表があいさつ・・・。
「本家を代表して・・・、けさ元本家に行って家系図を・・・、わが○○家は大阪夏の陣のあと那岐山の麓○○へ・・・」
うーん、横溝正史の「犬神家の一族」の世界・・・、姪の○○はこんなところに嫁いで大丈夫・・・?かな。

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「二人が長い間待ったのちに巡り会って結ばれた・・・」
「美人のお嫁さんにきてもらい、待った甲斐がある・・・」

いろいろな方の祝辞を聞きながら、二人が互いに良き伴侶と思って結ばれたこと、
向こうのご家族・親族が姪を心から喜んで迎え入れようとしていることがわかり、目頭が熱くなった。

披露宴が終わり、会場を出る時、親族代表の髭のおじさんが寄ってきて、
「わが○○家の名前をとった○○神社がありますから、是非来てください」

「犬神家の一族」がまだ続いていた・・・。うー、僕の心は少し「八つ墓村」でした。

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AUTHOR: belage DATE: 06/27/2005 08:20:22 はは、八墓村ですか。おめでとうございます。こういう伝統ある
世界での結婚式もいいですね。
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2005.06.27 / Top↑
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