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3日目、朝5時前、ご来光目当ての宿泊客の中を出発です。
昨日通ってきた燕岳、剣ズリなどの山々が見えます。

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しばらく進むと、槍ケ岳から穂高連峰へ続く稜線、
その左に、これからめざす大天井岳~常念岳への稜線も見えています。

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大天井岳への急登坂の途中から、来た道を振り返ります。
ここは、槍ケ岳へ至るルート(一般的にいわれる表銀座コース)との分岐でもある。

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急な坂を登ったところが大天荘・・・
2人を後にして急ぎ足で登ったので、コーヒーを沸かして待ったが、いっこうに現れない。

1時間ほどたって現れた2人は、逆に私を捜していたらしい。
「ゴメン、ゴメン・・」と詫びながら、一声かけなかったことを反省!

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槍・穂高連峰がだんだん迫ってきます。
30年前に登ったときもそうだったが、このコースは槍・穂高のパノラマが楽しめるコースなのだ!

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しばらく行ったところで、サルの一団に出会った。
こんなところにもサルが棲んでいるんだ。

何を食っているんだろう??
しばらく行ったところで、食べ捨てられたハイマツの実を見て、謎が解けた。
青い松ぼっくりは、栄養に富んでいるんだ。

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燕山荘で作ってもらった弁当(中華風のチマキ&シュウマイ)で昼食
しばらく歩くと常念小屋についた。

小屋の手続きをした後、空身で常念岳(小屋からの高度差400m)を往復した。
30年前の5月に単独で縦走したときも思ったが、うーんキツイ!!

約2時間で小屋に帰ると、奈良の中高年女性グループの一人が
2000m付近で熱中症&高山病にかかって、救助を待っているとの知らせ・・・

「お客さんは行かないでくださいね、保険がおりませんから」
と制止されて待っていたら、約1時間後に付き添われて登って来たので、ホッ・・・
不良中年の“お人好し&お節介”な性格が、小屋の人にもわかったのでしょうか(笑)

Photo:常念岳への登りから常念小屋と大天井岳方面を望む
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夜のメニューはこれ
ハムステーキ、ポテトサラダ、シュウマイ、漬け物、キャベツ・トマト・・・

明日は、いよいよ下山・・・そう思いながら、オヤスミナサイ。

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2012.08.16 / Top↑
2日目、朝食を済ませてから、朝6時に小屋を出発。
ちなみに、稜線に建つこの小屋では、水は天水に頼っている。
だから、水は貴重であり、1リットル200円した。

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今日の行程、剣ズリと呼ばれる岩峰、その向こうに燕岳への長い稜線が見えています。

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剣ズリでは、一気に100m程急降下し、トラバースして、また登っていきます。
東沢岳への登りにあった”風雪に耐えて生き抜く針葉樹”に一同感心!
「山に入ると、人生、いろいろ教えられるね(笑)」

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通ってきた道をふり返ります。
剣ズリの岩峰、その左手の唐沢岳が印象的です。

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鞍部の東沢乗越(2253m)に到着・・
ここから燕岳(2763m)までゆっくり登っていきます。

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奥北燕岳への登りに、まとまった残雪があった。
チングルマ、ハクサニチゲ、シナノキンバイ、ヨツバシオガマ、ハクサンフウロ、コメツガザクラ・・・
あたり一面、お花畑が広がります。

あまりに暑いので、雪を入れたタオルを首に巻きます。
「山のクールビズやね・・・」(笑)

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燕岳が近づくにつれて、燕岳のシンボルのコマクサの群落が現れだした。
いつ見ても可憐な、そして高山植物の保護を自ら訴えているような花だ。

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燕岳周辺の山々特有の風化した岩峰、その右には槍・穂高連峰が見えています。
うーん、絶景!!

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燕岳が見えてきた。
頂上の点々は、どうやら登山者のようです。
ここまでは、人の少ない静かな山でしたが、もうすぐアルプス銀座です(笑)。

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燕山荘は、昨年90周年を迎えたと言う、山小屋の老舗・・・
槍ケ岳とコマクサを見ようと、多くの登山者が訪れる小屋として、
そして料理の美味しい小屋としても有名だ。
この日のメニューは、ハンバーグと鱒?のムニエル風・・・

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この小屋の名物、主人によるアルプスホルンの演奏です。
この日は疲れていたのか、食事を終えると、オヤスミナサイ・・

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2012.08.08 / Top↑
7月の後半の4日間、北アルプス常念山系(餓鬼岳~燕岳~大天井岳~常念岳)をのんびり歩いた。
今回も、日本300名山をめざす相棒につきあっての山行だ。

常念山系最北端の餓鬼岳は、ポピュラーではないから、未踏はあたり前・・
しかし相棒は、安曇野のシンボル・常念岳に、どういう訳か登っていないという。
それで、今回の縦走プランとなった。
昨年、烏帽子岳~船窪岳~蓮華岳を縦走した、相棒の友人Kさんも一緒だ。

前夜、信濃大町の駅前の駐車場で仮眠。
朝5時半、タクシーで白沢登山口へ・・・

白沢・・文字どおり、風化した花崗岩の白い砂で覆われた沢を登っていきます。

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切れ込んだ沢には滝が連続し、高巻きのルートに鎖場が連続して、少々緊張する。
慎重に通過して、途中から沢を離れ、斜面沿いにうねうねと登っていきます。

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大凪山から百曲がりへ・・・急登が続きます。
「うーん、北アルプス三大急登と言われる、昨年登った烏帽子岳へのブナ立尾根、
燕岳への合戦尾根よりも、はるかにきついね」
※もう一つは、笠ケ岳の笠新道

餓鬼岳(2647m)に近づくにつれて、ダケカンバ、コメツガなどの高山性の美しい樹林が続きます。

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こぢんまりした餓鬼岳小屋に到着!
コースタイム6時間半のところを、うーん、8時間もかかってしまった!
年齢には勝てません(笑)。

受付をすまして、餓鬼岳を往復・・・
燕岳に続く稜線に一面のガスがかかり、印象的です。

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餓鬼岳は、一般にはあまり知られていない山だ。
だから、餓鬼岳から常念山系へと縦走する人や、餓鬼岳をピストンする人はよほどの変わり者(笑)。

東京からの中高年女性2人、単独の30代の女性、富山からの単独男性、そして私たち中高年男性3人・・・
5時の夕食までの2時間、戸外でビールを交わしながら、山の話に花が咲きます。

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5時、夕食です。
なな、なんと、ちらし寿司です。
土曜の丑とは関係ないと思うけど、感謝していただきます。

この日、夜遅くまで山談義が続いた。

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2012.08.08 / Top↑
梅雨明けが待ちきれず、海の日の連休に、南アルプス最南端の大無間山(2329m)にでかけた。
日本300名山をめざす相棒といっしょに・・

大無間・・・この名前から、以前から気になっていた。
しかし、コースタイムで13時間、中高年には1~2割増として15~17時間?
だからテント泊になり、しかも途中に水場が全くない!
そんな条件から、数年越しにやっと実現した山行だ。

ところが相棒は、荷を軽くするために、日帰りをするという・・・
さてどうなるやら??と思いつつ、前夜、大井川沿いに上り、
田代の井川オートキャンプ場の駐車場で車中泊。

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翌日、朝5時前に諏訪神社横から登山道に入っていきます。
実は、この入り口が分からず、30~40分ロスをした。

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針葉樹林帯から広葉樹林帯へ・・・ひたすら登っていきます。

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ちょっとした平地(1796mのピーク?)にたどり着いた。
ここまで、4時間もかかってしまった。

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すぐ近くに、小無間山の避難小屋があった。
この小屋は、このビッグな山をめざす人にとって心強いだろう。

中にはいると、利用者が置いていったと思われる、ペットボトルに入った水があった。
外には、雨水がたまった容器があった。
いずれも、非常時に備えてのことだ。

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小屋から、P3、P2、P1の3つのピークを越える。
それも、アップダウンの差がひどい!

最後のP1への登りは、急勾配!
しかも、大きくガレた斜面ぎりぎりのところを登っていく。
大無間山で一番緊張するところだろう。

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やっと小無間山に着いた。
時間は12時半、出発から7時間以上経過している。
ここで遅い昼飯にした。

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ここからも長い。
中無間山から南西に引き返すような形で大無間山をめざします。
途中、だだっ広い尾根では、道を失いそうになる。

午後3時、出発から10時間でやっと大無間山に到着!
うーん、今日中に下山することは、この時点で諦めました。

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大無間山から引き返すとき、樹間から南アルプスの峰が見えた。
池口岳?、赤石岳方面?、笊ケ岳?・・・がスって、わからない。

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小無間山をしばらく下ったところで、暗くなる前にと、ビバーグの準備。
30年以上の山行の中で、岩小屋、雪洞で寝たことはあるが、本格的なビバーグ(笑)は初めて・・・

残った食料で空腹を満たし、防寒用に雨具をつけ、シュラフカバーに潜り込み、
最後にツェルトをかぶり、ザックを抱いて寝た。
相棒は、緊急時用のシートを足に巻いたが、これも効果があったようだ。
さいわい、この日に梅雨が明けたようで、夜中に雨に遭うことはなかった。

翌朝、日ざしと鳥の声で目を覚ますと、真南に富士山がくっきり見えた。

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軽い食事の後に、5時、ビバーグ地点を出発
昨日通ったガレ場を無事すぎ、P1、P2、P3と抜けて、登山口へ降りた。

途中、大無間山が西に見えた。遠いなー・・・

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10時半、諏訪神社横に無事下山。
昨日から合算すると、やはり17~18時間かかっている。

勢いよく流れ出る清水の美味しかったこと・・・

Photo:頂上に咲いていたドウダンツツジ
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そのあと、大井川沿いに下り、島田の川根温泉で汗を流し、
豚のショウガ焼き定食で腹を満たし、新東名を大阪へと走った。

「もう、大無間に来ることはないね」「そやね・・」
そう言いながらも、長年気になっていた大無間山を果たした充実感がありました。
僕たちの夏山プレ登山が終わりました。

Photo:頂上付近に残っていたコイワカガミ
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2012.07.24 / Top↑
山では何回も見ているはずの花たちだが、いつ見ても愛らしく、新鮮だ。
だから、大日岳で出会った花たちをご紹介しましょう。

チングルマ
大半は花の時期を過ぎていましたが、遅くまで雪が残る谷筋では、
愛くるしい表情で迎えてくれました。

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花が終わり、穂をつけたチングルマ
こちらも渋い・・・

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立山に咲いているから、きっとタテヤマリンドウ・・でしょう。

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こちらは、立山に咲いていても・・ハクサンフウロ

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ウサギギク?

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ミヤマダイモンジソウ?

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2011.08.19 / Top↑